うつ病との付き合い方

うつ病と上手く付き合いながら生きる、弱い部分も見せることが大切

ついつい見栄を張ってしまったり、格好をつけてしまったりしたことはありませんか?自分を大きく見せたい、すごいと思われたい、弱みを見せたくないなど、人間生きていれば誰でも一度は経験があるかと思います。

しかし、このようなことを続けていると心には大きな負担をかけてしまうことになります。知らず知らずのうちに見栄を張ることがストレスになっていたり、自分を良く見せようとする努力が嫌になったりして、心が疲れてしまうのです。

私達は風邪を引くと体調が悪くなりますが、心も同じように風邪を引きます。それが「うつ病」をはじめとした精神疾患です。負担をかけられた心をそのまま放っておいてしまったら、どうなるでしょうか?

心の風邪をこじらせてしまう、つまりうつ状態が悪化してしまうというわけです。うつ病はしっかり治療をすれば改善していく病気です。

心の病、というととても厄介なものに思うかもしれませんが、治療を受けることで症状は徐々に回復していきます。うつ病を発症した時に一番してはいけないことは、今まで通り頑張ってしまうことです。

自分を良く見せたいと思ってしてきた努力に疲れている、弱みを見せることができない自分が嫌になる、そのままの状態を続けていても、うつ病の症状は一向に改善されません。

うつ病を治療するためにまず必要なことは、「頑張らないこと」ですから、自分のペースで治療を始めてゆっくり症状と向き合いながら回復させていくことを心がけていきましょう。

症状を悪化させる原因となるストレスを感じる環境を変えることも大事ですし、家族など周りの人たちの助けを借りることもうつ病の治療には大切です。

これまで他人に弱みを見せないように生きてきた、という皆さんは、うつ病をしっかり治すためにも自分から弱いところを見せてあげましょう。

自分一人ではできないことは誰かに手伝ってもらう、辛い時は誰かを頼ってみる、悲しいことがあったら誰かに話を聞いてもらうなど、自分が今できることからで構いません。

弱い部分を見せずに生きてきた皆さんには難しく感じることもあるかもしれませんが、一度話すことができれば驚くほど心は楽になります。

他人が信用できない、他人に頼るなんてできない、と考えている皆さんも、少しずつでいいので自分の弱い部分を話してみてください。

決して無理をすることはありません。自分が「話したい」と思った時に話せば良いので、気が向いたら誰かに相談してみると良いでしょう。

うつ病はすぐに良くなる病気ではないので、症状を回復させていくためには時間がかかりますが、治療を続けていけば症状は改善することができます。

そこにはうつ病から抜け出すための希望が必要です。自分だけでは不安に思うことがあるかと思いますが、そんな時は家族や友達などを頼ってみてください。そしてうつ病のことをしっかりと受け入れ、上手く付き合いながら生きていきましょう。