頑張れないうつ病とは

「わがまま」や「怠け癖」ではない頑張りたくても頑張れないうつ病

学校に行きたくない、仕事に行きたくない、というようなわがままは誰もが思うことですよね。でも、そこに「うつ病」の症状が隠れているような場合は、わがままという言葉だけで済ませてしまってはいけません。

以前は「怠け病」と呼ばれていたうつ病ですが、うつ病の症状に対する様々な原因がわかってきた現在では、うつ病も一つの病気として診断されるようになりました。

治療も行なうことができますし、適切に治療を続けていくことで完治させることもできる病気です。

事情について何も知らない人からは勉強や仕事をさぼっているように見られてしまうこともありますが、うつ病はただのわがままや怠け癖とは全く違ったものなので、学校や仕事に行きたくない、と思うことに対しても悩む必要はありません。

頑張りたくても頑張れない、楽しみたいのに楽しめない、このような状況になってしまうのがうつ病です。うつ病になってしまったら、無理に頑張ることはせず、まずはゆっくり心を休めることが大切です。

「心の病」とも呼ばれていることから、疲れた心を休ませてあげることもうつ病の治療法の一つなのです。

これはうつ病に限らず、パニック障害や不安障害などの精神疾患にも言えることなので、薬を服用するだけではなく、根本的に病気を治すためにも自分の心を休めてげるようにしましょう。

そのためには自分一人の力では足りません。うつ病を克服するためには、家族の理解、医師の協力、友人や仲間の助けも必要となっています。

うつ病は患者が一人で乗り越える病気というよりも、周りの人々が協力し合うことで克服していくことができる病気です。一人で頑張ってしまうとうつ病の症状がますます悪化する原因になりますから、一人で抱え込まないようにしましょう。

なので、自分で「もしかしたらうつ病かもしれない」と思ったら、まずは家族や友人に相談してみてください。話を聞いてくれる人がいるだけでも心は少し休まります。

うつ病を完全に治すためには治療を始める必要がありますが、自分の気持ちを素直に話してみることで心の負担を軽くすることができます。

ただのわがままかもしれない、ただ怠けているだけなのかもしれない、と不安に思う時こそ誰かに気持ちを打ち明けてみましょう。

その不安が増幅されてしまうと、うつ病だけではなく他の精神疾患も併せて発症してしまう恐れもありますし、不安感以外にも様々な症状が現れてきてしまうこともあります。不安になることは誰にでもありますから、信頼できる人に遠慮しないで話してみましょう。

うつ病の治療は薬物療法や認知行動療法によって行なわれていきますが、一人きりで不安感を抱え込まずに誰かに話してみる、まずはここからが治療のスタートになります。

うつ病であること自分で認めることは怖いことですが、うつ病の治療をするためには大切なことです。早めに対処するためにも、自分の気持ちを誰かに話してみてくださいね。