子供のうつ病について

子供でもうつ病になるの?まずはハッキリとした原因を知ることから

主に働き盛りの年代に見られることが多い「うつ病」ですが、近年では子供がうつ病を発症するケースも増加傾向にあります。「子供もうつ病になるの?」と疑問に思う皆さんも多いかもしれませんが、うつ病の原因になるストレスや環境の変化は子供も少なからず感じているものです。

うつ病の原因には「セロトニン」などの脳内物質の不足なども挙げられますが、子供の場合は心因的な問題が大きく関わっていることがほとんどなので、まずはうつ状態になってしまった原因と取り除いてあげることが第一です。

子供がうつ病になってしまう原因としては、家族や友達などの人間関係、家庭や学校などの環境が挙げられます。子供が生活をしている場所は家庭と学校が中心であるため、うつ病の原因も家庭と学校の中にあると考えられているのです。

その他にも習い事や塾などに通っている場合は、その特定のコミュニティの中で問題を抱えていることもありますし、家の近所や学校の周辺などで関わった人々がうつ状態を引き起こす原因となっていることもあります。

ハッキリとした原因を知るためにも、子供が活動している環境ではどのような人間関係が築かれているのか、しっかり見ておくことが大切です。

例えばどんな友達がいるのか、学校ではどのような生活をしているのかなど、家庭では分からない問題も多いですから、不安な点があれば学校の先生に聞いてみるようにしましょう。

ただし、学校だけにうつ病の原因が隠れているわけではありませんから、家庭内において子供の様子を見ておくことも重要です。

子供が発症するうつ病の症状の特徴としては、すぐに癇癪を起こしたり、集中力がなかったり、感情表現が上手くできなかったり、爪を噛むなどの癖が現れたりと、様々な症状が挙げられます。

大体小学生の時期にうつ病を発症したような場合はこのような症状が現われることが多く見られますが、中学生に成長すると今度は自殺に興味を持つようになってくる、劣等感が強くこだわりも強くなる、何事も気まぐれになりやすく気分の変化が激しい、頭痛や腹痛など体調の変化を自ら言ってくるようになるなど、症状も変わってくる傾向があります。

特に頭痛や腹痛などの旨を伝えるようになるのは、学校に行きたくない=登校拒否の状態に陥ってしまうことも多いので、十分な注意が必要です。

では、子供がうつ病を発症しているかもしれない、という状況になったらどのように対処すれば良いのでしょうか?まずはやはり心療内科などの専門医に診せることから始めてみてください。

子供の精神疾患を専門としている児童精神科などもありますので、どんな不安な点でも良いので相談してみましょう。

子供のうつ状態に対して親である皆さんが悩んでしまうと、皆さんまでうつ病を発症してしまい兼ねません。子供のうつ病も早めの対処が重要なので、以上に挙げたような症状が見られる場合は一度医師に相談してみると良いでしょう。