男性のうつ病

家庭・子供・仕事のストレス、男性よりもうつ病になりやすい女性

うつ病は誰しもかかる恐れのある病気です。溜まったストレスをそのまま溜め込んでしまうこと、責任感の強さから他人を頼らない癖がついてしまっていることなど、ちょっとしたことが積み重なることでいつの間にか症状は進行していってしまいます。

うつ病の症状は人それぞれですが、憂うつ感や気分の落ち込みが2週間以上継続して見られるような場合は、うつ病を発症している恐れが高いと見て良いでしょう。

その他にも食欲不振の状態が続く、不眠の状態が続く、イライラしたり不安感に襲われたりすることが増えたなどの症状が現れている場合も、できるだけ早めに医師の診察を受けるようにしてください。

また、うつ病は過度のストレス以外にも環境の変化などから発症するケースも多く見られています。例えば、新しい家に引っ越してから気分が塞ぐようになった、職場が変わってから憂うつな気持ちになることが増えたなど、環境に何らかの変化があったことからうつ状態になってしまうこともあるのです。

女性の場合などは、妊娠や出産などを経験したことによってもうつ病を発症することがあります。

妊娠や出産は自分や家族にとっても非常に喜ばしいことですし、新しい命が生まれてくる楽しみやワクワク感で気持ちは良い方へ向かうと思われがちですが、実は楽しいことやワクワクすることによってもうつ状態になってしまう場合も少なくありません。

また、女性は男性よりもうつ状態になりやすく、中でも「非定型うつ病」などは20代や30代の女性に多く見られるタイプのうつ病となっています。

そして脳内物質の「セロトニン」という物質は、不足するとうつ病を発症する原因になる考えられていますが、女性は男性に比べてセロトニンの分泌量が少ないことが特徴的です。

セロトニンは心を落ち着かせて気分を明るくしていく働きがあり、精神を安定させてうつ状態を防ぐ効果があります。女性はこのセロトニンの分泌量がもともと少ないため、男性よりもうつ病を発症しやすい傾向があるのです。

うつ病だけではなく、パニック発作が起きる「パニック障害」など他の精神疾患を併発することもありますし、自律神経のバランスが乱れることによる「自律神経失調症」を発症する恐れも高くなっています。

自律神経失調症からうつ病を発症するケースもあるので、うつ病を予防するためにも自律神経のバランスは常日頃からしっかり整えておく必要があります。

そのためには、まずストレスを溜めないことを第一に考えましょう。女性は家庭のこと、子供のこと、仕事のことなど、考えることも悩むこともたくさんあります。

その中で溜まったストレスをこまめに解消してあげないと、気付いた頃にはうつ病を発症してしまっていることも考えられます。

ストレスはうつ病を発症させる大きな原因となっていますから、ストレスのない生活を送れるよう、溜まったストレスは少しずつ発散していくように心がけましょう。