概念

男性・女性、特有の概念からの苦しみとは?

皆さんが思う男性らしさ、女性らしさとはなんでしょうか?

色々な方に聞きましたら、

「男性らしさ」とは「力が強い」「がっしりしている」「のどぼとけがある」「髪の毛が短い」「さっぱりしている」「しっかりしている」「我慢強い」「泣かない」「スーツ姿」「車の運転ができる」…などでした。

「女性らしさ」とは「おしとやかである」「身体が柔らかい」「髪の毛が長い」「清潔感がある」「料理ができる」「裁縫ができる」「泣けば許されると思っている」「甘えてくる」「口だけである」…などでした。

ですが、現代では「性同一性障害」という方がいらっしゃいます。
これは、精神病と分類されるのですが、身体や戸籍上では「男性(女性)」だけれども、心は逆の性別であり、自分の体に違和感をもって苦しんでいる人のことです。

精神病と一応分類されるのですが、実は、身体も心も「違和感がある」以外は正常なため、生活をするうえで何も支障がありません。

しかし、中には自分の体が違うことに苦しみ悩んで、うつ状態になった挙句に自虐的行為(リストカット)や、自殺をしてしまう人たちもいます。

女性らしい、男性らしいという概念があるのですが、その性同一性障害者たちの訴え、もしくは、現代の若者たちの行動から「男性らしい」「女性らしい」というものがなくなってきています。

例えば、海外でスカートを履く男子が雑誌に載っていました。最近の外国人男性はスカートもファッションの一部にしているようです。また、車の運転をしている女性を見て、周りの人が「かっこいい」とも言いますし、髪の毛が極端に短い女性だっています。逆もまたしかりで、髪の毛がとても長い男性もいます。

しかし、小学生の間では「男女(おとこおんな)」または、逆の「女男(おんなおとこ)」と言った発言がしばしば見られます。
これは、男性らしさや女性らしさの概念が身についてきた小学生たちが、その概念から外れるものに対する悪口を言っているのです。

自分のやりたいようにしている行動が周りからしたら変なんだ、と、苦しんでしまうことになります。

性同一性障害者の方でよくお聞きするのが、自分は男だと思っているため、ご飯をガツガツ食べたり、足を立てて座ったりなど、ごく一般の男性らしさを表現しながら生活をしていると、先生や親などに「もっと女性らしくしなさい」と言われたりします。

まだ、みんなに打ち明けていない時にはそれを言われると結構ツライものがあるとみんなおっしゃっていました。

これに耐えれる人もいますが、やはり耐えられない人は「うつ病」などの他の精神病にもかかってしまう場合があります。しかし、これは治療をしていくにあたって回復される傾向もあります。

また、女性から男性になりたい人の場合、さっぱりしていたりしっかりしている人が多いため、上手く性別適合をしやすいようですが、その逆の男性から女性になりたい人の場合は、自虐的行為をしてしまったり、すぐにうつ状態になったりしてしまう方が多いようです。

一般的には、女性の方が苦痛に耐えれないとみられています。
なので、いくら身体が男性とはいっても心は女性なわけですから、女性として治療していくほうが、扱いやすいそうなのです。

うつ状態というのは、このような世間一般の概念で苦しんでいる人たちにもなりやすいものがあります。

周りに何と言われようとも、男性らしい女性らしい関係なく、自分のしたいままに行動するのが一番だと思います。