うつ病の克服の仕方

うつ病の克服には とにかく休養 家族の協力 薬に心理的療法が基本

うつ病は、早期発見、早期治療が効果的ではありますが、なかなか自覚症状に気付きにくく、周囲にもわかり難い病気です。実際にうつ病にかかり、そして克服された方の体験記に目を通してみると、病院には通っている、薬を服用しているが、なかなか回復しない、効果が現われない、効果のある具体的な克服法はないものか、といったことが、最初に立ちはだかる壁のようです。

うつ病は、精神的な完全な「病気」です。気分の持ちようだとか、頑張るだとかということで治療できるものではありません。私たちの感情や気分は、脳のなかで色々な成分が分泌されることでコントロールされます。うつ病は、このシステムの過程で、例えば、やる気の出る分泌が十分ではない、といったように機能障害が出ているとも言われています。つまり、意思や意識でどうにかなるものではないということです。

うつ病を克服するためには、「十分な休養」「薬による治療」「精神的または心理的療法」「周囲の家族や会社、友人の協力」が、基本となります。やはり、うつ病は症状が多岐に亘り、本人も気づかない、自覚症状がない、病状がわかり難いという面を持つため、その克服方法、いわゆる治療法についてはあいまい、軽視しがちになるかもしれません。

しかし、うつ病である以上、前述した克服の4要素は基本であることに間違いないと言えますから、まずは、その要素と向き合うことが第一歩となります。うつ病を取り扱う病院というと、心療内科や精神科となります。精神科となると、もしかすると抵抗があるかもしれませんが、前述したとおりうつ病の克服には、病や克服法の基本に向き合うことが大切ですから、その最善の方法を考えるために必要な病院ということで理解が必要です。

うつ病は、たとえばガンと同じように、早期発見・早期治療が効果的でありとても重要であることは間違えありません。自覚症状がわかり難い病気ですから、専門医や専門カウンセラーにかかることがとにかく重要です。

精神科で抗うつ剤や抗不安薬を処方してもらうか、心療内科でカウンセリングの方向で治療を進めるか、などの治療方針をはじめ、自分一人で考えて治療を進めることはなかなか難しい病気でもあるため、病院と一緒に治療にあたることがまずは最善の一歩といえます。

このようなことを踏まえ、十分な休養や規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、軽い運動なども行いながら少しずつ少しずつ、周りの協力を得ながら前へ進むことが大切です。