心身一体

心と身体は心身一体なので、どちらかが病むと大変です

「心身一体(しんしんいったい)」という言葉がありますが、人間の体は心と体が1つになって行動をおこすことができます。

心が行動を起こしたくないと思っていたら、身体はなかなかうごきませんし、身体が生理的なことで行動を起こしたくないと思っていたら、心が行動を起こしたいとおもっていても、思ったような動きになりません。

身体も万全な状態で、心も万全な状態で、両方とも準備ができてからいざ動こうとすると初めて思うように身体が動くことになります。

心が行動を起こしたいと思っていて、身体が動かない場合、それは生理的に動けないのですが、具体的な例を挙げますと人間はスポーツや運動をたくさんする、もしくは、1日中歩きっぱなしなどにより身体の中に「乳酸」という疲労物資というものがたまっていきます。

この乳酸がたくさんたまっていけば溜まるほど、身体はどんどん疲れていきます。その乳酸は寝たりすると回復をしますが、起きている間の回復というのはブドウ糖や甘いものを食べたり、ゴハンや肉を食べるなどのタンパク質をとらない限りはなかなか回復しません。

ということは、身体は動きたくてもだるさが残って動けなくなってしまいます。

逆に、身体がとても元気でも、心が何もする気がおきなければ当然なにもできません。

このことからうつ状態になっている人は、何もする気がおきずに不登校、ニートになったりする可能性も大きくなるんですね。

心と体を一致させることは大変なことなんですが、比較的一致しやすくなることも、もちろんあります。

それは、どのようなときかというと、「自分がとても好きなこと」に対する行動です。

小学生や中学生のころ、勉強がとても嫌だと思った事がある人はたくさんいると思います。ですが、友達と遊ぶことや、自分の趣味に対する行動を嫌だと思った事はあまりいないでしょう。
塾や学習教室などにいくことや、自分が好きではない習い事を通わされていると嫌になってきますが、自分の好きな習い事だと、行く気が起きますよね?

「自分の好きなこと」に対する行動は、心も体一致しやすくなります。逆に、身体が嫌だと言っていても、「病は気から」とも言いますし、心の方が「やりたい!」と強く願うと、なんと身体も動いてしまうんですよね。

身体は心に支配されていると言っても言いすぎではありません。

しかし、心が「頑張ろう」とか「やりたい」などと思って無理やり身体を動かしてしまうと、身体がしまいには疲れて動かなくなってしまう場合もあります。

心から来るうつ病はそういったものではありませんが、がんばって仕事をしていて、自分は大丈夫と思っていても物などが二重に見えたりして体に変化が起きてしまううつ病もあるのです。

うつ病にならなくても、身体を無理に動かしていると、身体が限界にきてしまい「過労死」という悲しい結果になってしまうこともあります。

無理に体を動かさないといけないときもあれば、心がしんどくてもやらなければいけないこともあります。

人間社会で生きるのには自分のやりたくないこともやらなければならないときが絶対にくるので、その時までに色々なことに耐えれるように鍛えておきたいものです。

自分の心と体の一致のさせ方も意識をするのも良いですね。