大切

うつの形は人様々!自分のうつを知っていく事も大切

うつ病にとって怖いものとして症状がありますが、それ以上に「うつ病は~である」という人々の思い込みがあると言えます。うつは心の病気であると考える事もでき、複雑な症状を持ってくる事もあります。もしかしたら今わかっている症状はごく一部であるという可能性もないわけではありません。人の精神構造などの理解や研修は進んでいますが、まだまだわからない部分は多くあることになります。

うつの形は人様々です。精神疾患では幻聴などの症状がありますが、全く同じ幻聴を訴えるということはあまりありません。ほとんどないと言ってしまっても良いかもしれません。それと同じようにうつ病の形も他の人から見たら同じように見えても、感じ方が全く違うことはあります。どう感じているかは本人の言葉である程度知ることはできますが、完全に知ることができるのは本人だけであり、他の人が知ることはできません。

もしかしたら本人がうつ病に関してある程度の知識をもっているかもしれません。そのような場合自分の感じていることを、その知識を利用して話してしまうこともあるかもしれません。実は知識を利用された話は、理解しやすいように見えて理解しにくくなっている部分が多く、本当にその人が感じているものから遠ざけてしまうことがあります。

話を聞いているほうとしては、一般的なうつ病と同じ症状だと考えてしまうようになり、その人のうつの形を正確に捉えることができなくなってしまうこともあります。

ここから誤解が生まれてしまうこともあります。うつ病だけでなく、精神症状の理解の難しい部分となっています。どのような言葉であれ、その人独自に感じている症状を知ることができれば、それは同時にその人の苦しみを本物に近い形で理解することができるようにもなります。これが非常に重要になってくると言えるでしょう。

うつ病の人がしっかりと自分の言葉で話をしてくれているのに、聞いている人が一般的な症状に変換させてしまうということもあります。専門的な人があえて行なう事もありますが、一般的な人の場合目的もなくこのような変換をしてしまうことが多く、理解から遠ざかってしまう原因になる場合もあります。知識だけで多く知っていてもどうしようもないというのはこのような時に起こってくると言えるでしょう。

人の形に合わせてうつ病を理解するのは専門家でも難しいものがあり、これからのうつ病の理解への大きな課題と言えるかもしれません。