みんなが敵に見えても、実はあなたの味方です

うつ状態になっている人たちのほとんどが、同じような感情になってしまうという共通点があります。

それは、「自己嫌悪にひたってしまうこと」です。

どういう意味かと言いますと、

「自分は何をやってもダメで、何もできない」
「生きている価値がない、死んでしまいたい」

などと思ってしまうことです。
こう思ってしまうと、人の話も簡単には聞き入れてくれません。

具体例を言いますと、とあるところに、自己嫌悪をしてしまい、自分をけなして仕事にもなかなか行かない人がいました。
その人は何をしようとしてもやる気がおきなくて、挙句ヒステリックを起こしてしまうほどです。

ある日、結婚相手がどうしようもなく思って、「もしかしたら精神病かもしれない、もしそうだったら、本人もしんどいだろうから病院の先生に診てもらい、良い治療法を聞かなければ」と思った結婚相手は、近くの病院を探しました。
そして、病院は見つかったのですが、肝心の本人に言ったときに、「私が精神病で頭おかしいっていうの?」と言われた人がいます。

今回の場合は、「本人もしんどいから助けてあげたい」という、「助けてあげたいけど、知識がないので助けてあげられない」という気持ちから病院へ行くことを提案しました。

しかし、本人は病院自体が嫌いで、病院へ行くなら…と逃げていきました。

うつ状態の本人以外が助けてやりたくて何かをしてしまった場合でも、本人たちにとってはしんどいことだったりするものなんです。

しかも、うつ状態になってしまっている人は判断力がにぶってしまうので、他人の言うことが全て自分を批判するような言葉に聞こえてしまうかもしれません。

しかし、そうではないんです。
親の言っていること、友達が言っていること、実は自分にとってしんどいことを言われていても、自分にとって成長できるようなことを言ってくれているんです。

中には、想ってくれすぎて叱るときに殴ってしまう人もいるかもしれません。それは、叱った人はうつ状態であるあなたにそんなことをしてほしくないから、感情的になり過ぎて手が出てしまうんですよね。

どちらにしろ、何事もなく説得できる、または説得されることが一番良いのですが、やっぱり上手くいかないのも現状です。

うつ状態を助けてあげたい人は、とりあえず、うつ状態の人の話を聞いて、共感してあげてください。

うつ状態を抜け出したい人は、とりあえず、アドバイスをくれている人の話に耳を傾けて、自分にできそうなことからチャレンジしてください!

それが、うつ状態から抜け出す近道だと思います。