うつ病の子供を守るために

不登校とうつ病、傷ついてしまった子供の心を守っていくためには

小学生や中学生、高校生は1日の大半を学校で過ごすことになります。勉強だけではなく部活動や友達との人間関係、または恋愛など様々なことを経験できる点が学校の魅力ですが、「学校に行くことがつまらない」「学校に行きたくない」と感じている生徒は決して少なくありません。

実際に学校に対して反発して学校に行かなくなる子生徒もいますが、学校に行きたいけれど行けない、いわゆる「不登校」や「登校拒否」も非常に多く見られています。

特に中学生の不登校は目立っており、中学時代に不登校だったことから全日制の高校に行けなくなってしまった、という生徒も少なくありません。

こうした不登校の原因はそれぞれ異なる部分はありますが、やはり学校生活における問題、家庭での問題が大きな原因として考えられています。

学校生活は親には見えない部分がありますから、お子さんがいる皆さんは自分の子供が実際にどのような生活を学校で送っているのか、気にしたこともあるのではないでしょうか?

小学生のうちは学校であったことを何から何まで話してくれたのに、中学生になってから学校でのことを全く話さなくなってしまった、さらに家ではまともに口すら利かなくなってしまった、という親子関係の問題を抱えている家庭も少なくないため、家庭環境も大きな要因の一つと考えられているのです。

例えば学校でいじめられていたような場合、当の本人から「自分はいじめられている」と言ってくることは滅多にありません。

自分がいじめられていることが恥ずかしいから、いじめられていることを知ったら親が悲しむから、といったような理由から、もしいじめられていても親には黙って学校に行き、一人で悩みを抱えている生徒は決して少なくないのです。

このような状態が続くと、いじめによるストレスや悩みによる負担から、うつ病を発症してしまうケースが多く見られています。

うつ病は働き盛りの年代に多く見られる症状として知られていますが、近年では子供がうつ病を発症することも増えてきています。

子供でもうつ病になるの?と疑問に思う皆さんも多いかもしれませんが、子供も抱えている悩みや不安に押しつぶされてしまい、一人ではどうにもできなくなってうつ病を発症してしまうことがあるのです。

大人の場合は仕事や人間関係のストレスや環境の変化などが大きな発症原因と考えられていますが、子供の場合も同じです。

学校における人間関係、勉強、家庭環境など、自分が今置かれている状況の辛さや苦しさなどからうつ病になってしまうことがあります。

うつ病を発症すると学校に行く気力がなくなり、学校に行きたくても行けなくなってしまう生徒が多いことから、うつ病を発症すると不登校になるケースが実際に見られています。

子供の傷ついた心を守っていくためにも、普段から子供の行動や言動に注意しておくこと、様子に変化が見られたら一度話を聞いてみるようにしてください。