前向きに気持ちを切り替えうつ病と向き合う

将来の不安は忘れて楽しく過ごす余裕を!支える家族だけでも前向きに

「私達はこれからどうなっていくんだろう」と不安にかられることはありませんか?うつ病を発症している本人だけではなく、支えている家族の皆さん、仲の良い友達、そして恋人も、こうした将来への不安を感じてしまうことは仕方のないことです。

将来に対して不安を感じることはうつ病を受け入れていることとも言えるので、それはとても素晴らしいことなのですが、不安だけに押しつぶされてしまっては、今できることさえ見えなくなってしまうこともあります。

うつ病という病気は、本人はもちろん、周りにいる人達も辛さや苦しさを感じてしまう病気です。

「どうして自分はうつ病になってしまったのか」と考えてしまう患者は少なくありませんし、「大切な人がうつ病なのに自分は何もしてあげられない」と絶望してしまう家族も多く見られています。

うつ病という病気をきっかけに様々な不安が生まれ、家族の仲が険悪になってしまったり、友達が離れていってしまったり、恋人と別れなくてはならなくなってしまったり、さらに精神的なダメージが重くのしかかってしまうことも珍しいことではありません。

こうした状況になってしまうのは、やはりうつ病という病気をきっかけに生まれてしまった不安を抱えていることが大きな要因となっているため、まずは人と人との繋がり方を見直していくことが必要となります。そのためには、将来への不安を忘れてしまうことが一番です。

こうした考え方をうつ病を発症している患者本人に勧めてもすぐに受け入れることは難しいですから、患者の周りにいる家族や友達、恋人といった立場にいる皆さんが、将来への不安を忘れてしまうよう考え方を変えていくことから始めてみてください。

うつ病になってしまった大切な人をどうしたら助けることができるか、自分には何ができるか、早くうつ病を治すためにはどうすれば良いか、これからどうすれば良い方向に向かうのか、とうつ病の人を救うことを考えることはとても大事なことですが、考えてばかりいると将来への不安ばかりが高まってきてしまいます。

場合によっては「うつ病が治らなかったらどうしよう」とネガティブな方ばかりへ考えてしまうこともありますから、周りにいる皆さんだけはできるだけ前向きに考えるようにしてみましょう。

うつ病を発症すると憂うつな気分に苛まれてしまうため、こうした考え方はできなくなってしまいますが、その人のことが大切ならば皆さんだけでもポジティブに考えることを心がけてみてください。

だからと言ってその考え方をうつ病の患者へ押し付けてはいけません。それぞれの心の中で思うことが大切です。

元気で健康な家族の協力がなければ良くなるものも良くなりませんので、大切な人がうつ病だからこそ、自分は楽しく過ごすことが必要なのです。

うつ病の患者本人や家族のこれからなど、将来の不安について考えるのではなく、今を生きるための楽しさを見つけてみるようにしましょう。