ネットが加速させるうつ病の症状

学校生活よりも見えにくいインターネット上のコミュニティの付き合い

皆さんは何か特定のコミュニティに属していることがあるでしょうか?学校の部活動やサークル活動、同じ趣味を持った仲間同士の集まり、インターネット上の付き合いなど様々なコミュニティがありますが、こうした特定のコミュニティに属していることからうつ病を発症し得るケースもあります。

学校のクラスや職場の部署などにも言えることなのですが、特定の人が集まって何か物事に対して行動するとなると、どうしても閉鎖的な活動になることが多く見られています。

例えば、学校での部活動の仲間には仲の良い友達もいれば、あまり仲が良くない友達や嫌いな人、何となく気に入らない人がいる場合もありますよね。

こうした閉鎖的な空間で問題が起きると、ちょっとしたすれ違いでも大きな問題に発展してしまうことがあります。

無視や仲間はずれといったいじめの問題が発生してしまうことも少なくないため、学校の先生や親達が知らない部活動内でいじめが行なわれることも非常に多く見られていることが現状です。

部活動は、中学生や高校生にとって自分を磨いて成長していくために必要なコミュニティですが、場合によっては部活動内で起きた問題が原因でうつ病を発症してしまった、という学生も少なくありません。

本来ならば楽しいはずの部活動も、いじめが起きているせいで楽しめず、ひどい場合は学校にさえも行けなくなり、不登校になってしまう場合もあります。

不登校とうつ病の関係は深いものがあるので、学校関係者や親同士の繋がりは意識して大事にしていくことをおすすめします。

また、近年では同じ趣味を持った仲間同士の付き合いやインターネット上のコミュニティの付き合いがある人も多く、そのようなコミュニティの中で起きた問題が原因でうつ病を発症するケースもあるため、年代問わず注意が必要となります。

インターネットは様々な年齢層の人いる空間で、性別も違えば住んでいる所も全く違う人と交流ができるとても特殊な空間となっています。

現在では当たり前のようにコミュニケーションツールの一つとして利用されているインターネットですが、インターネットの空間もまた閉鎖的な特徴があるため、ネット上でのいじめも少なくありません。

中学校や高校では「裏サイト」などがある学校もありますし、同じ趣味の人が集まったインターネット上のコミュニティで無視や仲間はずれといった悪質ないじめが起きていることもあるので、特に中学生や高校生のお子さんがいる皆さんは、こうしたインターネット上のコミュニティに対する問題についてもよく考えておく必要があります。

インターネット上のことは普段の学校生活以上に見えづらいところがあり、本人も親や兄弟には話さない部分もたくさんあるため、気付かないことが多いのですが、一緒に生活をしていく中で本人の行動や言動に少しでも変化が見られているようであれば、一度よく話を聞いてみるようにしましょう。