うつ病で罪悪感に苛まれないために

うつ病になったのは自分のせい、罪悪感を持つよりも今の生活を大事に

いつも一緒にいる家族、支えになってくれていた友達や恋人がうつ病になってしまった・・・そんな時、何もしてあげらなかった自分のことを責めてしまったことはありませんか?

近くにいたのにうつ病の発症を防いであげることができなかった、調子が良くないことに気づいてあげられなかったなど、後悔してしまっている人も多いのではないでしょうか。

さらには「うつ病を発症したのは自分のせいだ」と、罪悪感を持っている人も見られるため、うつ病の患者の周りにいる皆さんの健康状態にも注意が必要です。

うつ病の人と付き合っていくと、一緒にいることが疲れたり、弱音を聞かされることに嫌気が差したり、もう離れたいと思うこともありますが、こうした辛さとは反対に「うつ病になったのは自分が悪い」と思い詰めてしまう場合も見られています。

どちらにしても辛いことには変わりはないのですが、大切な人がうつ病になってしまったことに対して、皆さんが自分自身を責める必要はありません。

家族や友達、恋人などいくら大切な人でも、皆さんのせいではないですし、気づいてあげることができなかったと言っても、皆さんだけが気づいていなかったわけではないのです。

また、こうして自分のことを責め続けていると、皆さんまでうつ状態に陥ってしまう場合も考えられます。

うつ病の人と過ごしていることでストレスが溜まり、うつ状態に陥ってしまう人も実際に見られていますが、大切な人がうつ病になったことに対して自分に原因を当てはめてしまう場合も、同様にうつ状態に陥りやすくなっています。

うつ病は一般的に真面目な性格の人が発症しやすいと考えられているため、こうした罪悪感を持ってしまうことによってうつ状態に陥ってしまうことも珍しくありません。

皆さんまでうつ病を発症してしまっては、それこそ誰もうつ状態から抜け出せなくなってしまいますから、せめて皆さんだけはうつ病の発症を防いでいくようにしてください。

皆さんが元気でいることは、皆さん自身のためでもありますし、うつ病になってしまった大切な人を守るためにも必要なことです。支える人が元気でないと、辛い状況で守ってあげることさえできなくなってしまいますよね。

大切な人をうつ状態から救ってあげたい、うつ病を治してあげたい、と思うのであれば、これからは罪悪感を持つことはやめて、今の生活を大事にするように心がけていきましょう。

うつ病の発症原因を探ることも必要ですが、それ以上に重要なのは、うつ病の症状とこれからどう向き合っていくか、ということです。

発症原因を取り除くだけでは、うつ病を完治させることはできません。医師や家族をはじめとした周りの人々の協力、患者本人がうつ病であることを受け入れ、うつ状態を克服していくためにできることを実行に移していくことが大切なのです。

うつ病になってしまったことを嘆くよりも、これからの生活を少しでも良くすることを第一に考えていきましょう。