うつ病

うつ病予防には朝型生活、1日の生活リズムを整えることから始めて

健康的な生活を送るためには、規則正しい生活習慣を自ら心がけていくことが重要です。規則正しい生活を送ることで、疲れにくく病気にかかりにくい身体を作っていくことができます。

ここで言う「病気」には、内臓疾患や怪我などの他に、うつ病をはじめとした精神疾患も含まれています。不規則な生活を続けていると、身体にはもちろん、精神面にも悪い影響が及んでしまうので、うつ病を防ぐためにも規則正しい生活を送ることは欠かせないものと考えられています。

では、具体的にはどのようにして生活習慣を規則的に改善していけば良いのでしょうか?まず必要とされるのが、1日の生活リズムを整えていくことになります。

生活リズムに乱れが見られていると、健康に良いとされている習慣も効果が半減してしまいます。

例えば、身体に良いという食べ物を食べても、食事を摂る時間が毎日不規則だったり、朝食を抜いていたり、食生活自体に問題がある場合は、その食べ物が持っている効果は最大限に発揮されません。

また、ただ「健康に良いから」という理由だけである食べ物ばかりを食べていても、決して健康的な食生活を送っているとは言えませんよね。健康に気を遣うのであれば、栄養バランスが取れた食事を摂ることはまず第一に考えなければならないことです。

うつ病を予防するためには、どの食べ物を食べれば良い、というよりも、バランスの良い食生活を送ることが重要視されていますので、食生活のリズムを改善するよう心がけてみましょう。

朝食は必ず食べる、毎日同じ時間に食事を摂るようにする、毎食同じくらいの量を食べるようにするなどの他、これまでの自分の食生活で問題がある点はどんどん直していくと良いですね。

食事は健康の基本ですから、まずは毎日の食事に気を遣ってみることから始めてみてください。

また、生活リズムを朝型にすることで、昼間は十分活動できるようになり、夜になると自然に眠くなるようになる、といった生活を送ることが可能です。

現代人は夜型の生活を送っていることが多く見られていますが、やはりうつ病を予防するためには朝型の生活に戻し、昼間はしっかり活動して夜は眠る、という生活リズムを習慣づけることが大切と考えられています。

そこで皆さんにおすすめなのが、朝起きたら必ず太陽の光を浴びることを習慣にすることです。

うつ病を発症する原因の一つに「セロトニン」と呼ばれる脳内物質の不足が挙げられますが、太陽の光を浴びることによってセロトニンの分泌量を増やしていくことができるようになります。

つまり、太陽の光を浴びることが直接的にうつ病予防となるわけです。また、朝日を浴びることで1日の生活リズムも整えていくことができますから、健康的な生活を送る大きなきっかけともなっています。

うつ病の発症をあらかじめ防ぐためにも、皆さんもぜひ毎日起きたら朝日を浴びること習慣にしてみてくださいね。

うつと躁の繰り返し、気まぐれな性格とは全く異なる「躁うつ病」

気分が沈んで憂うつな状態になる、といった症状が主に現れるのが「うつ病」の特徴です。憂うつ感以外にも様々な精神的症状が現れたり、身体的な症状が現れることもあるので、うつ病を診断する場合はあらゆる面から症状を見ていく必要があります。

また、このように憂うつ感に襲われる状態は「単極性」のうつ病と呼ばれています。うつ状態のみが現れる症状の場合は単極性と見て良いのですが、うつ状態と気分がハイになっている躁状態が繰り返し現われるような場合は、単なるうつ病ではなく「躁うつ病」となります。

近年では「双極性障害」という名称で呼ばれることが多いのですが、ここではうつ状態と躁状態の特徴を踏まえた上で、躁うつ病という名称で見ていくことにしましょう。

私達人間はそれぞれ異なる性格を持っており、性格の特徴についても非常に様々です。真面目な性格の人もいれば気まぐれな性格の人もいますよね。

特に気まぐれな性格の人と付き合うと、その人に振り回されてしまうことも少なくありません。ただ気まぐれなところが魅力だ、という人も多いため、気まぐれさがかえって人に良い影響を与えることもあります。

躁うつ病の症状はこうした気まぐれな性格に見られがちなところがあるのですが、実際には全く異なるものです。性格的に気まぐれである場合は、どんなに気まぐれな人でも感情の触れ幅はそれほど大きくありません。

感情に差が見られることはありますが、コントロールできる程度であれば性格的な問題として捉えることができます。

しかし、躁うつ病の場合は自分で感情をコントロールすることができなくなり、気分が落ち込む→気分がハイになるといった状態の差が激しくなってしまいます。

また、うつ状態の時は気分が優れず塞ぎがちになっていますが、躁状態の場合は気分も良く身体の調子も良いため、自分が病気を発症していることに気付いていないケースも少なくないのです。

躁状態の時に心療内科を受診することを勧めてみたり、治療を始めることを勧めてみたりしても、患者自身には躁うつ病を発症しているという自覚がないので、どんなに勧められても拒み続けてしまう人も多く見られています。

さらに躁状態では気分がハイになっているため、自分の行動によって周りを振り回してしまうこともあり、うつ状態になった時に躁状態の時のことを思い出して憂うつ感が高まってしまう、ということも躁うつ病の特徴となっています。

ひどい場合は、自分が躁状態だった時のことを忘れてしまう、という患者も見られています。

躁うつ病の症状は単極性のうつ病には見られない症状なので、ただ気分が落ち込んだりハイになったりしているだけかな、と周りの人も思うかもしれませんが、激しい気分の差が長期間見られる場合は躁うつ病を発症している恐れが高いと見て良いでしょう。

症状を進行させないためにも、早めに心療内科や精神科の医師に診せるようにしてください。

電気でうつ病を治療できる?「電気けいれん療法」を利用できる症状

不意に現れる憂うつ感や不安感、ちょっとしたことでイライラしてしまう、気分が塞ぐ、生きていても意味がないのではないかと思うようになるなど、うつ病を発症すると様々な精神的症状が現われるようになります。

また食欲がなくなったり、夜中に起きてしまったり、朝早く起きてしまったり、身体が重くだるくなったりといった身体的症状が現われることもうつ病の特徴です。

自分ではただ疲れが溜まっているだけ、ちょっと風邪気味なだけ、と思っていても、2週間以上継続して症状が現れているような場合は、うつ病が関連している症状であることが考えられます。

うつ病は私達現代人にとってとても身近な病気の一つです。その多くがストレスなどの心因的問題が原因となっていることから、「心の病」とも言われています。

さらに近年では若年層の発症率が高い現代型のうつ病や、子供がうつ病を発症するケースも多く見られています。

うつ病は大人から子供まで誰でも発症する恐れのある病気なので、あらかじめ発症を防いでいくことが大切です。

しかし、もし発症してしまっても初期の段階であれば回復も早くなります。うつ病は治療することによって症状を緩和させていくことができますから、まずはうつ病のような症状が現れたらすぐに医師に相談するようにしましょう。

病院では抗うつ剤などを使用した「薬物療法」や、考え方を変えて心の中からうつ状態を取り払っていく「認知行動療法」などが行なわれています。

医師の指示に従って治療を続けていくことで、うつ病の症状は徐々に改善させていくことができますので、少しでもおかしいと思ったら心療内科や精神科を受診することをおすすめします。

うつ病の症状は放っておくと悪化してしまい、他の精神疾患を併発してしまう恐れも高まりますし、症状が重い場合は入院して治療を行なわなければならないことも実際に見られています。

また、重度のうつ病の場合は抗うつ剤の効果も感じられず、自殺をしてしまう危険性が高い状態にまで陥ってしまう人も少なくないため、そのような場合には「電気けいれん療法」を使用することもあります。

電気けいれん療法とは、前頭葉部分に電気ショックを与えることでけいれんを起こさせる特殊な治療法です。現在の日本では重度のうつ病、双極性障害、統合失調症などの治療の一つとして用いられています。

うつ病の場合は上にも挙げたように、薬物療法の効果が感じられず自殺の危険性が高い患者、そして薬物療法による副作用が強く現れている患者の治療法として利用されています。

うつ状態だけではなく躁状態も引き起こる双極性障害の場合は、危険な躁状態の患者、うつ病と同様に重度のうつ状態である患者に用いられる治療法として知られています。

ただし、医師によっては電気けいれん療法を推奨していない場合もあるので、この治療法についても医師とよく相談の上で受けることをおすすめします。

自分を責めるのではなく他人や社会を責めてしまう傾向があるうつ病も

「自分はいなくてもいい人間なんだ」「誰も自分のことを必要としていない」など、従来型のうつ病は自らを責めてしまう傾向が強く見られることが大きな特徴となっていましたが、現代によく見られるうつ病である「新型うつ病」では、全く反対の症状が現れることが特徴的です。

従来型のうつ病は自分自身を責めてしまい、うつ状態に陥ってしまう症状が主に見られていました。しかし、新型うつ病の場合は、他人や社会を責めることでイライラ感を募らせていく症状が強く現れています。

もちろん、従来型のうつ病でも他人を責めてしまうような症状は見られていましたが、現代ではこのような症状の他にも仕事中はうつ状態、プライベートは元気、といった特徴を持った新型うつ病の発症傾向が多くなっていると考えられています。

特に20代や30代の若年層の発症率が高いとされ、会社に入ったばかりの新入社員や仕事に慣れてきたもののいまいち手応えを感じられないなど、仕事に対する何らかのストレスを抱えた状態がうつ病の発症に繋がっているとも考えられているのです。

仕事に限らず、心や身体に負担をかけることは大きなストレスとなり、うつ病を発症する原因となっています。

そのストレスの中でも大半を占めているのが仕事や学校、人間関係などです。他人や社会を責める際によく対象として挙げられるのが、職場や学校といった特定の環境です。

「こんな所にいるから自分はダメにになったんだ」「こんな会社に入らなきゃ良かった」「こんな学校にいる意味はない」など、現状の不満を職場や学校のせいにする傾向が強いため、すぐに会社を辞めてしまうような人も少なくありません。

このような若者は非常に多く見られるので決して珍しいことではありませんが、新型うつ病を発症している恐れがある場合は、今いる会社を辞めて別の職場で働き始めたとしても、また同じように職場の環境が悪い、上司は自分のことを分かってくれないなどと他人や環境のせいにしてしまうことがほとんどです。

一見すると実際に職場や上司が悪いようにも思えるのですが、このような状況が長期的に続いているような場合は、新型うつ病である恐れが高くなります。

他人や社会のせいにしてしまうことは、実際に他人や社会に問題があることもありますが、その問題に対する本人の心因的な問題が大きく関わっているため、しっかり治療をしなければいくら職場や学校などの環境を変えても問題は一向に解決されません。

新型うつ病は従来型のうつ病に比べて症状がわかりにくく、自分勝手な行動やただのわがままと思われることも少なくありませんが、他人や社会に対する不満や批判があまりに大きく理不尽なものである場合、何についても他人に責任転嫁をしてしまう、仕事の時は落ち込みがちなのにプライベートで遊んでいるときは途端に元気になる、というような場合には、一度心療内科や精神科の医師に診てもらうことをおすすめします。

毎日しっかり睡眠を取れる状態にすることはうつ病の初期治療に最適

「もしかしたらうつ病かも・・・」そう感じたら、早めに心療内科や精神科の医師に相談することをおすすめします。うつ病は自分でも知らない間に進行してしまうので、気付いた時に対処をしておくことが重要です。

初期段階で治療を始めれば、症状も軽く済みますし、回復できるまでの期間も短くなります。少しでもおかしいな、と思ったらすぐに医師に相談してみください。

また、もし周りに「うつ病かもしれない」と思うような人がいれば、一度よく話を聞いてみるなどして、心の負担を軽くしてあげると良いでしょう。

うつ病の初期段階では、誰かに自分の話を聞いてもらえるだけでも気持ちを安定させることができます。最近元気がない、急激に落ち込むことが増えたなど、家族や友達など周りの人に変化が見られたような場合は、話を聞くだけで良いのでぜひ協力してあげてください。

自分自身で「うつ病かもしれない」と思っている場合も、信頼できる人に話してみましょう。病院でカウンセリングを受けるだけでも気分の落ち込みが改善されることもあります。

うつ病の治療としては「薬物療法」や「認知行動療法」が用いられていますが、初期段階のうつ病の場合はこうした治療を行なわずに症状を緩和させていくことも可能です。

場合によっては「抗不安剤」や「睡眠導入剤」といった薬を処方されることもありますが、抗うつ剤を使用するまでには至らないことも多く見られています。

抗うつ剤にはうつ状態を改善させる効果がありますが、うつ病の初期段階では憂うつ感などの精神的な症状よりも、だるさや疲れなど身体的な症状が現れやすいことが特徴となっています。

例えば睡眠障害が主に現れているような場合は、睡眠導入剤を服用するだけでも症状を改善させていくことができます。

うつ病の発症後は朝早く起きてしまう、夜中に必ず起きてしまうなど、よく眠れていない場合がほとんどなので、医師から睡眠導入剤を処方されることがよくあります。

睡眠は身体的な疲れを取るだけではなく、体内リズムを整えて精神的な安定を得るためにも効果的なので、睡眠状況を改善するだけでもうつ状態から抜け出すことができます。

よく眠れていない、という状態が長期間続くようであれば、一度心療内科や精神科の医師に相談してみると良いでしょう。

睡眠の他にも、規則正しい食生活を送ること、朝起きたら必ず太陽の光を浴びること、適度な運動を心がけることなども、初期段階のうつ病治療に効果的となっています。

うつ病の発症原因の一つに脳内物質である「セロトニン」の不足が考えられていますが、このような対策法はセロトニンの濃度を高める効果が期待できます。

抗うつ剤でもセロトニンの濃度を高めることはできますが、初期段階のうつ病の場合は生活リズムを整えることから始めてみることをおすすめします。

規則正しい生活はうつ病予防にもなりますので、うつ病の症状が気になっている皆さんも始めてみてください。

食べることに対して興味がなくなった、食欲不振もうつ病の症状の一つ

ここのところ食欲がなくなってきた、食べることに対して興味がなくなったなど、食生活に変化が見られたことはないでしょうか?

食生活の変化は生活環境が変わったり、ストレスが溜まったり、何か悩みごとがあった時に現われることが多いのですが、何らかの病気を発症している場合にも食欲不振の症状が現れることがあります。

病気といっても胃腸炎などの内臓疾患の場合もありますし、ガンなどの病気が関係していることもあるため原因は様々ですが、実はうつ病などの精神疾患を発症した場合にも食欲不振になってしまうことがあります。

食欲がないという他にもうつ病の代表的な症状が現れているようであれば、早めに医師に相談してください。

うつ病が発症する原因としては、ストレスが大半を占めているため、同じくストレスによって起こりやすくなる食欲不振と大きな関わりがあります。

ストレスから食欲がなくなりうつ状態に陥る場合もありますし、ストレスによってうつ病を発症したことで食欲不振になってしまったという場合もあるので、人それぞれ経緯は少しずつ異なるものの、精神疾患とストレス・食欲の関係性は非常に深いものがあります。

人は食べることで生きていくことができますから、食欲がなくなる=生きていく力が失われていく、というようにも考えることができます。

健康的な生活を送るためには、栄養バランスの整った食事を摂ることが大切ですし、反対に栄養が偏っている食事ばかりを摂っていると体調を崩しやすくなり、様々な病気にもかかりやすくなります。

精神疾患もその一つで、食事から摂る栄養のバランスが悪いと自律神経が乱れやすくなるため、精神状態が不安定になってしまうことがあるのです。

また、うつ病の発症原因として考えられている「セロトニン」という脳内物質の不足も、食欲不振と関係しています。

セロトニンには気持ちを安定させて落ち着かせていく効果があるのですが、うつ病を発症している患者の場合は、このセロトニンの濃度が低くなっているため、うつ状態に陥りやすくなっていると考えられています。

気分が落ち込む、憂うつになるといった症状はセロトニンの濃度が低いことが原因とされ、さらには何となく食べる気がしないとか、食べることに興味がない、といった症状にもセロトニンの濃度が関わっていると言われているのです。

セロトニンが不足すると睡眠障害に陥ることもありますし、漠然とした不安感を感じることもあり、人によっても様々な症状が現れるようになるのですが、食欲不振についてもセロトニンの濃度が大きく関わっていますので、食欲がない状態が長期的に続いている場合は、すぐに心療内科や精神科を受診しましょう。

もしうつ病を発症してしまっていても、しっかり治療を受けることでうつ病の症状を和らげていくことができます。医師の指示に従って治療を受け、うつ病による食欲不振を改善させていきましょう。

不足してしまっている「セロトニン」などの脳内物質を補いながら治療

主にストレスなどの心因的な問題が原因となっている「うつ病」ですが、原因の一つとして脳内物質が不足してしまっていることも考えられています。

「セロトニン」と呼ばれる脳内物質には、私達の精神を安定させる働きがあり、憂うつな気分を明るく保ってくれる効果もあります。

ところが脳内のセロトニンが不足してしまうと、気分は落ち込みがちになり、以前は楽しいと感じられたことも楽しいと感じられなくなるなど、憂うつ感に襲われるようになります。

これはうつ病の代表的な症状であることから、うつ病の発症には脳内物質の一つであるセロトニンの不足が大きく関わっていると考えられているのです。

実際にうつ病の治療では、脳内のセロトニンの濃度を高めるための薬物療法なども行なわれており、セロトニンの分泌を増やしていくことによってうつ病の症状を克服していくことが可能となっています。

薬物療法で用いられる「抗うつ剤」などには、セロトニンの濃度を高める効果が期待できるため、うつ病の治療にはよく使われています。

もちろん、抗うつ剤を服用するだけではうつ病を完治させることは難しいですが、抗うつ剤を服用してセロトニンの濃度を高めることによって、うつ状態を徐々に緩和していくことができるので、認知行動療法などを併せて行なう場合にもさらに効果を上げていくことが可能です。

うつ状態を続けたまま認知行動療法を行なうことは難しい場合もありますから、まずは薬によってうつ状態を緩和させながら認知行動療法を始めていくようにしましょう。

また認知行動療法の他、セロトニンの働きを強くしていくための改善策も非常に効果的です。皆さんは規則正しい生活習慣を送っているでしょうか?実は普段の生活習慣もうつ病の発症に大きく関わっているのです。

脳内物質のセロトニンは、規則正しい生活を送ることで濃度を高めていくことができます。反対に不規則な生活を続けているとセロトニンの分泌量は低下していくばかりなので、憂うつ感やイライラ感に苛まれ、うつ病を発症しやすい状態になってしまうのです。

毎日規則正しい生活を送ることは、うつ病の症状を改善するためだけではなく、うつ病を予防するためにも効果的となっています。うつ病予防のためにも規則正しい生活を送るように心がけてくださいね。

できるだけ早寝早起きをする、睡眠はたっぷり取る、朝起きた時は太陽の光をたくさん浴びる、バランスの良い食事を心がける、適度な運動を行なうなど、ごく一般的なことですが、現代人である私達はできていない部分もありますよね。

全部一気に試してみる必要はありませんが、自分ができる対策から始めてみましょう。

不規則な食生活を見直してみる、運動を始めてみる、太陽の光を必ず浴びるようにするなど、今日からできる対策法でセロトニンの働きを活発にしていくと良いですね。まずは生活習慣を改善することからうつ病を治療していきましょう。

うつ病は自分の力で予防できる!今いる環境を自ら変えていくことから

皆さんは今、自分がいる環境に満足していますか?職場、学校、家庭などそれぞれ置かれている環境も立場も異なりますが、その環境に満足しているのであれば、うつ病を発症する危険性は低いと見て良いでしょう。

反対に今いる環境に少しでも不満がある場合は、その環境自体がうつ病を発症させるきっかけの一つとなってしまうこともあるので注意が必要です。

特に進学や就職によって自分が生活する環境がこれまでとは全く違うものになった、という場合は注意が必要です。

新しい環境にすぐに慣れてしまう人もいますが、人見知りや他人とコミュニケーションを取ることが苦手な人は、環境に慣れるまで時間がかかってしまうものです。

こうした自分の特性を生かすとか、自分自身で納得した上でマイペースを保ちながら慣れていくこともできるのですが、やはり周りの人達がどんどん慣れていく様子を見ていると、どうしても焦ってしまうことがありますよね。

「自分はまだ仕事に慣れていないのに」とか「まだ友達ができていないのに」といったように、他人と比べてしまうことも少なくありません。しかし、環境に慣れるまでの時間には、人それぞれ違いがあって当然です。

例えば、進学や進級などで新しいクラスになった時に友達を作る場合には、初対面でもすぐに誰とでも仲良くなれる人もいれば、時間をかけてだんだんと仲良くなっていつの間にか友達ができていた、という人もいます。

新しい環境に不慣れな時には、誰でも支えとなってくれる人をすぐにでも見つけたくなるものです。

学校ではそれが友達となるわけですが、あまり「友達を作ろう」と意気込むことはせず、学校生活を送っていく上で関わるクラスメイトや先輩・後輩とコミュニケーションを取ることを意識してみることをおすすめします。

慣れない環境に無理して慣れる必要はないので、今自分が置かれている環境で自分はどのように生活をしていくことができるか、よく考えてみましょう。

こうして自分が置かれている環境について考えてみると、どうしてもここではやっていけない、今すぐにここから逃げ出したい、と思う人も多いかと思います。

そのような場合も、今自分がこの環境で何をすることがベストかを考えてみてください。どうしてここではやっていけないと思うのか、どうして逃げ出したいと思うのか、その感情から原因を導き出してみましょう。

もし環境自体に問題がある場合は、一度その環境から抜け出してみることも一つの手です。精神的・身体的に悪影響しか及ぼさないような環境にい続けても、うつ病の発症率を高めてしまうだけですから、今いる環境を自ら変えていくことから始めてみてください。

しかし、場合によっては自分にも原因がある場合もあります。どうしてその環境にいるのが苦しいと感じるのか、考えてみることで答えが見つかることもありますので、今いる環境と自分との関係性について整理して見つめ直してみると良いでしょう。

寝過ぎ・食べ過ぎもうつ病のサイン?女性に多い「非定型うつ病」

私達が「うつ病」と理解している症状の多くは、気分が塞ぎがちになったり、イライラしたり、食欲がなくなったり、夜眠れなくなったり、といった典型的なうつ病の症状です。

皆さんもうつ病と聞くとこのような症状を思い浮かべることが多いかと思いますが、近年ではこうした典型的なうつ状態ではなく、周囲からは非常にわかりにくいタイプのうつ病が増加傾向にあります。

ここで紹介するのは、新しいタイプのうつ病である「非定型うつ病」です。

非定型うつ病は、以前「神経症性うつ病」という名称で知られていたうつ病のことで、楽しいことや嬉しいことがあると気分が明るくなるのですが、その楽しい気分は長く続くことはなく、ある程度時間が経つと憂うつな気分に戻ってしまうタイプのうつ病です。

躁状態が引き起こる「双極性障害」とはまた違うタイプのうつ病で、嫌なことや悪いことがあると気分が激しく沈んでしまい、楽しいことや嬉しいことがあると気分が落ち着くことが特徴的となっています。

このような非定型うつ病の症状は、一般的に知られているうつ病とは異なる症状であるため、周囲からはうつ病であると理解されにくく自覚症状もないことから、症状が長期化してしまうことも少なくありません。

この他にも非定型うつ病を発症すると身体が重くひどい倦怠感に襲われる、夕方から夜にかけて気分が塞ぎがちになる、何時間寝ても眠気が覚めない、食べ過ぎる傾向がある、体重が著しく増加する、他人の言動や顔色を気にしすぎてしまうなど、一般的なうつ病とはまた異なる症状が見られることが特徴的です。

特に寝過ぎや食べ過ぎは一般的なうつ病には見られない症状なので、この点だけを見るとうつ病とは考えにくいところがあります。

また、他人の言動や顔色を気にしすぎてしまうなど、性格的なことが大きく関わっていることも非定型うつ病の特徴と見られていますので、自分の性格について見直してみることも非定型うつ病を予防するために重要となっています。

責任感が強かったり、他人に甘えることができなかったり、何事も他人に助けてもらおうとせず自分一人で頑張ってしまったり、プライドが高く他人に弱みというものを見せない性格の人が非定型うつ病を発症しやすくなっています。

また、誰にでも優しい性格の人、子供の頃から手のかからない優等生タイプだった人なども非定型うつ病の症状を引き起こす恐れがあるので、誰にでも良い顔をしてしまうような性格の皆さんも気をつけてくださいね。

そして、20代や30代の女性が発症しやすいうつ病としても知られているため、女性の皆さんは特に注意が必要です。

中には精神疾患の一つである「パニック障害」の患者に見られる「パニック発作」を引き起こす人も多く、様々な症状が併発して現われることもあります。

もしかしたら非定型うつ病かも・・・と感じることがあれば、早めに心療内科や精神科を受診するようにしましょう。

食べる物を変えてうつ病予防、糖分を摂る時はてんさい糖を試してみて

好きな食べ物・嫌いな食べ物は人それぞれ違っていますが、うつ病の発症には食べる物も関係している場合があります。

決して「これを食べたからうつ病になる」というわけではなく、食べる量や食事全体の栄養バランスによって、うつ状態に陥りやすくなってしまうことがあるのです。

実際にうつ病の治療法としても、栄養バランスの整った食事を摂ることは勧められていますし、食事からしっかり栄養を摂ることでうつ状態を緩和させていく効果も期待できます。

うつ病を発症する原因の多くは「ストレス」ですが、食事によってストレスを増やしたり減らしたりすることもできるので、今現在ストレスを抱えている人は、うつ病を発症させないようにするためにも、食べる物を変えてみることをおすすめします。

例えば、お菓子などの甘い物をよく食べている人は、糖分を摂りすぎていることが考えられますから、食事全体の栄養バランスを考えた上でお菓子を食べる、週102回程度にしておくなど、自分の中で決まり事を作っておくと良いでしょう。

糖分は身体にとって必要なものですし、糖分を摂ることでリフレッシュできる、という人も多いかもしれませんが、糖分の摂りすぎは栄養バランスを崩す原因となります。

また、糖分の吸収は早いのでエネルギーの消耗スピードも速くなりますし、血糖値の上昇・下降が激しくなり、精神的に不安定になることも考えられています。

例えばイライラしやすくなったり、怒りっぽくなったりしている場合は、糖分の摂りすぎが影響しているかもしれません。そ

の他にも低血糖状態を引き起こすこともありますし、上白糖は身体を冷やす効果があることから、自律神経が乱れる原因となる場合もあります。

実はうつ病には自律神経の乱れも大きく関わっており、「自律神経失調症」からうつ病を発症するケースも実際に見られているのです。

自律神経のバランスを崩さないようにするためにも、糖分の摂りすぎに関わらず、身体を冷やさないようにすることにも十分注意しておきましょう。

しかし、同じ糖分でも「てんさい糖(甜菜糖)」は上白糖と違って消化するスピードが緩やかであることが特徴となっています。

そのため血糖値の上昇・下降も落ち着くようになりますし、エネルギーを消耗するスピードも遅くなり、少し摂っただけでも糖分の効果が持続すると考えられています。

また、身体を冷やすのではなく温める効果もあるため、冷え性の予防にもぴったりの糖分となっています。もしお菓子などの甘い物を食べたい、という場合は上白糖ではなくてんさい糖が使われた物を食べてみてください。

てんさい糖を使って自分で手作りすることなどもおすすめですよ。ビフィズス菌も多く含まれているため、便秘解消にも効果的です。

同じ糖分でも種類を変えてみるだけで身体への効果は違いますから、うつ病予防だけではなく、健康維持のためにもてんさい糖を試してみてはいかがでしょうか?