うつ病

早めの段階で症状に気付くことが大切、うつ病のセルフチェック

「うつ病」は様々ある精神疾患の一つです。パニック障害などと併発することもありますし、うつ病を発症することによって普段の生活にも様々な影響が及ぶようになります。

発症の原因としては、主に心因的な問題と脳内物質の不足などが挙げられ、薬物療法や認知行動療法によって治療をしていくことで症状を改善させていくことができます。

うつ病は治らない病気ではありませんので、自分の症状としっかりと向き合い、適切な治療を続けていくことが大切です。そこで、まずはうつ病の症状に早めに気付くことが必要となります。

うつ病は早めに対処することで軽度の状態で済みますから、ここではうつ病の疑いがある様々な症状について見ていきたいと思います。

症状をチェックすることでうつ病の症状に早く気付くことができるので、自分だけではなく、家族や友人など周りの人にも同じような症状が現れている場合はよく見てあげるようにしてください。

うつ病の疑いが感じられる症状には、主に心因的な症状と身体的な症状とに分けることができます。まずは心因的な症状ですが、うつ病特有の症状の一つに、憂うつ感や不安感が挙げられます。

何をしても楽しくない、勉強や仕事に対するやる気が出ないなど、常に憂うつ感がつきまとうようになってしまっている場合は、うつ病を発症している疑いが高く見られます。

もちろん、誰でも憂うつな気持ちになることはありますが、うつ病の場合はこの憂うつ感が2週間以上と長期に渡って見られることが特徴的となっています。

1日や2日程度などちょっとした気分の落ち込みは誰しも経験があるものですので、そのような場合はうつ病を発症している恐れは少ないでしょう。

憂うつ感が長く続いているようであれば、一度心療内科などで診てもらうことをおすすめします。

その他にも心因的な症状としては、なんとなくイライラする、集中力がなくなる、死にたい・自分なんて必要のない人間なんだと思うようになるなどの症状が挙げられますが、このような症状が長く続くような場合もうつ病を疑ってみた方が良いでしょう。

ちょっとしたイライラや集中力の低下は、ストレスなどが関係していることもあるので、ストレスを解消することで症状が緩和されることもありますが、うつ病を発症している場合はストレスを発散するための楽しみに対しても「楽しい」とか「おもしろい」と感じられなくなってしまいます。

早めの段階で気付くことが大切なので、家族や友人にこのような症状が見られる場合にも早めに医師に診せるようにしてください。

そして、身体的な症状としては食欲不振、睡眠障害、性欲が落ちる、頭が痛くなるなどの症状が主に挙げられます。

朝早く目が覚めてしまう、夜になると眠れなくなる、食べることに対して興味がなくなる、身体がだるく倦怠感が続くような場合も、うつ病の症状の一つと見られることがありますので、身体的な症状の変化にもよく注意しておくようにしましょう。

うつ病でも入れる保険はある?病院でうつ病の治療を受ける時の注意

現在は様々な保険会社があり、それぞれに合ったプランで保険に加入することができるようになっています。しかし、うつ病をはじめとした精神疾患を発症している場合は、保険に加入することは大変難しくなっています。

ガン保険の場合は精神疾患とは無関係であるため、うつ病を発症していても加入することはできますが、一般的な生命保険には加入することはできません。

中には審査に通れば加入できる、という保険会社もありますが、基本的にうつ病の発症後は保険に加入できないことが現状となっています。

ただし、うつ病を発症する以前に加入した保険であれば問題はありません。問題はうつ病であることを隠して保険に加入してしまうことです。

うつ病を隠して保険に加入できたとしても、支払いの際に全て分かってしまうことなので、保険に加入したい場合でもそのようなことは絶対にやめましょう。

また、うつ病として病院に通う直前に保険に加入した場合も注意が必要です。保険に加入した当時、既にうつ病を発症していたのではないか?と疑いをかけられてしまう場合もあります。

こうしてうつ病の保険について見てみると、病院に行くか?保険に入るか?といった二択に悩まされることになりますが、悩みが増えてしまうことでさらにうつ病の症状は悪化してしまうことがあります。

うつ病は真面目な性格の人ほど発症しやすいため、物事に対して必要以上に悩んでしまう性格の人は、うつ病をこれ以上悪化させないためにも悩みに関する負担を減らしていくことが大切です。

そこでまず必要なことは、保険に入るよりもうつ病を治療するための病院に行くことになります。保険に加入できるかできないか、という問題よりも、うつ病を治したいか治したくないか、といった問題を先に解決する必要があります。

うつ病は早めに対処をすることで症状も軽く済みますし、症状の進行を食い止めることもできます。症状を改善させたいのであれば、すぐに心療内科や精神科がある病院に行って専門の医師に診てもらいましょう。

また、うつ病で病院に通院する場合は健康保険が適用されますので、治療費についてはそれほど高い料金にはなりません。

皆さんは3割負担することになりますので、初診の場合は診察にかかる料金と処方される薬にかかる料金を併せても、3000円程度で済みます。継続して病院に通う場合でも受診料は2500円程度となっています。

ただし、診察や薬の処方だけではなく、カウンセリングを受ける場合は保険は適用外です。カウンセリングを専門に行なっている場合のカウンセリング料は1万円以内には押さえられますが、保険が適用されないため皆さんが全額負担することになりますので、その点には注意しておきましょう。

病院によっては無料でカウンセリングを受けられるところもkありますから、治療費の負担を少しでも軽くするためにも、患者の側に立った治療を受けられる病院探してみてください。

仕事だけではなく家事や育児も、疲れる前にリフレッシュするくせを

仕事や勉強をしていて「ちょっと疲れたな」と感じた時、皆さんはそこで休憩を入れますか?それとも「もう少しだけ頑張ろう」と作業を続けてしまうでしょうか?この場合、どちらかというと後者の方がうつ状態に陥りやすい傾向が強く見られています。

疲れを感じた時に作業を続行することを選ぶタイプの人は、疲れだけではなくストレスまで溜め込んでしまうことが多いため、憂うつ感や不安感が増幅されやすくなっているのです。

また、疲れやストレスは脳内物質「セロトニン」の不足にも影響していることから、うつ病になりやすい状態になってしまうと考えられています。

そこで必要となるのが、疲れやストレスを溜めないようにすることです。疲れやストレスを溜め込まずリフレッシュするくせをつけることで、疲れを溜めにくい生活を送ることができるようになります。

例えば、仕事で長時間パソコンに向かっていることが多い、という皆さんは肩や背中、腰、目などに疲れが溜まりやすくなっていますよね。

こうした疲れを抱えたまま仕事を続けていると、ますます疲れは大きくなっていきます。人によっては体調を崩してしまうことも考えられますし、うつ病を発症してしまう危険性も高まります。

このような状態に陥ることをあらかじめ防ぐためにも、疲れを感じたらこまめに休憩を入れながら仕事を続けるようにしましょう。

肩や背中、腰が疲れたら軽くストレッチをして身体を伸ばしてみるとか、目が疲れたらマッサージやツボ押しをしてみるとか、疲れが大きくなる前に対処するよう心がけてみてください。

疲れが溜まってから行う場合と、疲れが溜まる前に行う場合とでは効果も異なりますし、回復する時間にも差が現れてきます。なので、疲れたらリフレッシュすることはもちろん、疲れが溜まる前に身体を動かしたりマッサージしたりして、疲れをスッキリ取り除いていきましょう。

また、激しいスポーツを行うことでも疲れを感じやすくなりますが、適度な運動を行うことは疲れをリフレッシュする効果があります。

身体を激しく動かすスポーツではなく、軽いウォーキングやストレッチなどの運動は全身の血行も良くなりますし、セロトニンの分泌も高めていくことができます。

特に普段から運動不足になってしまっている人、身体が冷えやすい状態になっている人には、適度な運動が大変効果的です。冷え性もうつ状態を引き起こしやすくなっているため、身体を温めるためにも適度な運動を行っていきましょう。

また、家事や育児に疲れを感じている主婦の皆さんも、疲れがドッと溜まる前にリフレッシュすることをおすすめします。毎日繰り返し行わなければならない家事、慣れない育児にノイローゼ状態になってしまう女性は少なくありません。

家事や育児は自分の意思でやめることはできませんから、しっかり続けていくためにも疲れる前にリフレッシュすることを心がけるようにしましょう。

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うつ病を治療していく上で大事なのは家族や大切な人との心の繋がり

病気をしている時は誰でも不安を感じるものですが、うつ病の場合は病気特有の症状自体に不安感や憂うつ感が現れていることが特徴です。

うつ病を発症すると憂うつな気分になって落ち込みがちになり、何事に対しても興味が持てず、無気力な状態になってしまいます。

仕事や勉強もすることができなくなり、職場や学校に行くことができない、といううつ病患者は珍しくありませんし、ひどい場合は普通に家で生活を送ることも難しくなってしまいます。

こうした状態は他人から見ると「怠けている」とか「さぼっている」とか、決して良いイメージには捉えられませんが、うつ病を治療するためにはこうした症状について周囲が理解することも重要となっています。

どんな病気に対しても言えることですが、うつ病もまた患者一人で戦える病気ではありません。特に精神的に不安定で無気力になってしまううつ病は、周りの助けを得られず一人きりになることでますます症状が悪化してしまう恐れもあります。

うつ病を発症していながらもこれまで通り仕事を続けてしまう、学校に行き続けてしまう、普段通りの生活習慣を守ろうとしてしまうなど、うつ病を発症してしまった原因ともなっている環境や生活を変えなければ、治るものも治りません。

うつ病をしっかり治療していく上で大事なのは、まずうつ病を発症している患者自身が自分がうつ病であることに対してしっかりと向き合うこと、そして周囲にいる家族がうつ病の患者に対する理解を示すことになります。

いくら患者自身がうつ病に向き合って治療していこうとしていても、周囲の家族の助けが得られないというのは非常に苦しい状況です。

助けてくれる人がいないとなると、一人きりでうつ病に立ち向かわなければならないストレスによってまたうつ状態が悪化してしまうことは避けられません。こうした状況を避けるためにも、患者の一番近くいる家族が協力してあげることが大事なのです。

また、家族だけではなく友達や恋人などの協力も必要です。大切な人との心の繋がりがあることは、うつ病の回復へと繋げることができます。

うつ病の症状を改善させていくためには、早期にうつ病を発症していることに気付くことはもちろん、周囲の人達の助けによってどれだけ心の繋がりが得られたか、という点も重要です。

うつ病を発症しやすい人の特徴としては、不安や不満などを誰にも話さず一人で抱え込んでしまう、ストレスを溜め込みやすい、人からの頼みを断ることができない、何事に対しても完璧を目指してしまうなど、真面目な性格の人が多いと言われています。

このような性格の人はなかなか他人に本音を話すことがなく、一人きりで悩んでしまうことも少なくありませんので、周囲の皆さんはまず本人が心を開けるような環境を作ってあげるようにしてください。

何でも話せる、相談できるような環境を与えて、心の繋がりを作っていくことが大切です。

自分一人だけで頑張らないで!他の誰かに仕事を任せてみることも大切

真面目な性格の人は「自分で決めたことは自分でやらなければ」と思うことが多いため、仕事に対しても自分一人だけで頑張ってしまいがちです。

こうして責任感の強い人が職場にいると仕事をやる上ではとても助かることですし、周りからの信頼も厚くなり、自分自身のキャリアアップにも繋がって給料も増えていく、といったように良いことばかりのようにも思えますよね。

しかし、頑張りすぎは時に身体や心の不調にも繋がってしまう場合もあるので、真面目に仕事をこなしている皆さんは注意が必要です。

仕事をしていて「最近ちょっと疲れたな」とか「何だか調子が悪いな」と感じているようであれば、自分一人で頑張らずに他の誰かに仕事を任せてみてください。

と言っても、真面目な性格の人は「これくらいの疲れは何てことない」と、頑張りすぎてしまうことは珍しくありません。

頼りにはされるけれど他の誰かを頼ることが少ない、という状況は一人で頑張りすぎてしまう恐れがあるので、うつ病も発症しやすくなってしまっています。

うつ病は過剰なストレスや環境の変化なども影響していますが、その人自身の性格というものも大きく関係しているため、真面目な性格、几帳面な性格何事に対しても完璧主義なところがある、という皆さんはうつ病を発症しないよう十分に注意してください。

また、もしこうした性格が影響したことによってうつ病を発症してしまったような場合も、仕事を誰かに任せるなどして自分は楽をすることが大切です。

「自分の仕事は自分の仕事なのだから、そんなことはできない」と思ってしまうかもしれませんが、こうした考え方もうつ病の典型的な症状の一つです。

自分が悪い、自分が何とかしなければならない、という考えに捕らわれてしまうため、心や身体に過剰なストレスがかかり、うつ状態に陥ってしまうのです。

こうしたうつ病のケースは、自分自身ではうつ病を発症していることに気付いていない場合が多く見られています。

近年ではうつ病という病気の知名度が上がり、うつ病を発症した時に現われる代表的な症状なども知られていることから、「もしかしたらうつ病かもしれない」と自分自身で思うことからうつ病を発見することもありますが、うつ病の発症に気付いていない場合の方が圧倒的に危険です。

うつ状態が悪化してしまうこともありますし、他の精神疾患との併発も考えられます。うつ病を発症していることに気付かず、今まで通りの仕事内容をこなそうとしてしまっている人も多く見られているので、そのような場合は職場で働いている周りの人が気付いてあげることも必要です。

最近やけに疲れているように見えるとか、最近食欲がなくなってきたように思えるとか、何らかの変化を感じることがあれば、まずはその人の話をよく聞いてあげてみてください。そして、もし仕事をしていて辛そうにしていたら何も言わずに助けること、それだけでも心は楽になります。

焦らずゆっくり、うつ病は治らなくても大丈夫と受け入れることが大事

精神疾患の多くは、過剰なストレスが主な原因となっています。

様々ある精神疾患の中でも「うつ病」は特に有名ですが、うつ状態に陥ってしまう原因は人間関係によるストレス、環境の変化によるストレス、仕事や勉強のストレスなどで、心身に負担がかかることによってうつ病を発症してしまう、と考えられています。

うつ病は誰もが発症する恐れがあり、特に性格が真面目で几帳面だったり、何事に対しても完璧を目指してしまったり、他人に嫌われないように必要以上に気を遣ったりする傾向が強い人は、うつ病を発症しやすい性格と考えられています。

例えば、仕事や家事を頑張りすぎてしまうとか、他人に頼らず何でも一人でやらなければ気が済まないとか、いつも周りの人達の顔色を伺ってしまう、といったような傾向がある場合は、比較的うつ病を発症しやすいと言われているので、自分の性格を見つめ直してみるなどしてうつ病をあらかじめ予防することも大切です。

うつ病は予防できる病気ですし、適切な治療を受けることで症状を改善させていくこともできる病気です。

まずはうつ病の症状としっかり向き合い、自分のペースで治療を続けていくことから始めていきましょう。

決して焦ってうつ病を治そうとすることはありません。むしろ、その焦りがうつ状態を悪化させてしまうこともあるため、焦らずゆっくりと症状を改善させていくよう心がけてください。

うつ病を発症している患者本人はもちろんですが、周りにいる家族の皆さんも「早く良くなるといいね」というような言葉はかけず、「ゆっくり元気になっていこうね」といったように、患者の気持ちを焦らせないように注意しましょう。

うつ病を発症すると仕事や学校に行く気力もなくなってしまうことがありますが、患者自身は「早く仕事に行かなきゃ」とか「学校の勉強に遅れてしまう」といった不安や恐怖にかられてしまっている状態です。

さらに「うつ病を早く治さなきゃ」という気持ちにもなってしまうのですが、このような状態に陥ってしまうこと自体がうつ病の大きな特徴となっています。

うつ病を治すためには「うつ病を早く治さなければならない」といった考え方から抜け出すことがまず必要なので、家族の皆さんは自宅でゆっくりと休養を取らせるようにしてください。

究極は「うつ病は治らなくても大丈夫」と心に受け入れていくことも大切です。そのままの状態で仕事や学校に行き続けても症状は悪化するばかりですし、他の精神疾患を併発してしまう恐れも考えられますので、まずは休養を大事にしてください。

また、うつ病は再発しやすい病気でもあるため、少し症状が良くなってきたように感じた場合でも、決して無理をさせることなどないよう注意しましょう。

実際にうつ病は患者本人にもよく分からない病気ですし、周りにいる皆さんも患者以上に分からないことだらけかと思いますが、何か少しでも不安なことがあればすぐに医師に相談しましょう。

大切な人がうつ病になってもまずは自分を大切に、患者との良い距離感

自分の周りにいる人がうつ病になってしまった場合、皆さんならどのように接していきますか?うつ病という病気がどのような病気なのかよく知らないという人も多いですし、正直うつ病の人と付き合っていくなんて面倒、と感じることもあるかもしれません。

しかし、うつ病は誰しも発症する恐れのある病気です。働き盛りの年代から子供、お年寄りまでうつ病になってしまうことがあるため、自分がうつ病になってしまうことも大いに考えられることです。

そのような時に周囲の人に助けてもらえないことは非常に苦しいことですし、辛さも倍になってしまいます。うつ病は決して一人で治していける病気ではないので、周りの人の協力が不可欠なものとなっています。

特に家族の皆さんの協力はなくてはならないものですが、長期間うつ病の人と付き合っていると心も身体も疲れてきて、自分までうつ状態に陥ってしまうことも少なくありません。

うつ病の人を支えるということは、うつ病の人に協力していくということ、うつ病の人を助けるということになりますが、支える側である皆さんがうつ病の人に対して何でもやってあげる必要はありません。

患者によっては一人になりたいという人もいますし、徐々に症状が改善することで自分の力で行動しようと思えるようになってくることもあります。

ただ、うつ病の一人にさせることは非常に危険です。症状が落ち着いてきたといっても薬物療法で服用している薬の効果が現れているだけの場合もあり、今日は気分が良くても翌日はまた気分が不安定になってしまうことも実際に多く見られていることです。

憂うつ感や無気力感に襲われてしまうと何に対してもやる気が出なくなり、自分から動くことさえできなくなってしまうこともあります。このような場合はやはり家族が周りにいることが望ましいので、支えるべきところは支えることが重要とされています。

うつ病の患者と良い距離感を保つことはとても難しく、距離感が遠すぎるとうつ病を悪化させてしまうこともありますし、近づきすぎると今度は皆さんがうつ状態に陥ってしまうこともあります。

時には患者のことを第一に考えるか、自分のことを第一に考えるかで迷ってしまうことも多くなるかと思いますが、そのような場合は皆さん自身のことを一番に大切にしてください。

家族や恋人、友達など自分の周りにいる大切な人がうつ病になってしまっても、まずは自分のことを第一に考えるようにしましょう。

ついつい「この人はうつ病だから私がいなくては何もできない」とか「うつ病ではない私が頑張らなくては」と思ってしまいがちですが、これでは皆さんが疲れてしまいます。

疲れてしまってはうつ病の人を支えることができなくなってしまいますよね。そんな時は皆さんも遠慮せず休んでください。長く付き合っていくためにも、自分を大切にしながらうつ病の患者を支えていくよう心がけていくようにしましょう。

専業主婦はうつ病になりやすい?家事も人間関係も頑張りすぎないで

家事をしようと思っても無気力感に襲われてやる気が出ない、買い物に出かけたくなくなる、子供と遊ぶことが重荷に感じるなど、気分が塞ぎがちになって倦怠感を覚えることが長く続いているような場合は、うつ病を発症している恐れが考えられます。

このような症状の例は主婦の皆さんに多く見られているのですが、特に家に一人でいること、子供だけと過ごすことが多い専業主婦は、うつ病になりやすいとも考えられることがあります。

専業主婦はいつも家にいて好きな時に好きなことをできて楽に過ごしているから、うつ病になんてならないのでは?と思う皆さんも多いかもしれませんが、その人の性格や性質によっては専業主婦という環境がストレスとなって、うつ病を発症してしまう場合もあるのです。

例えば、子供が生まれて仕事を辞めて、家で子供と二人きりで過ごすことが多くなったという場合は、仕事をしていた時とは全く違った生活習慣になりますよね。

特に仕事をバリバリこなしていたようなタイプの人は、家にいること自体にストレスを感じてしまうことがあります。

だからと言って、子供がいることから自由に外出できるわけではありませんし、育児や家事もしっかりこなさなくてはならないので自分の時間も取ることができず、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうことが少なくないのです。

もちろん、仕事が原因でうつ病を発症するケースはありますが、仕事が楽しかった人にとっては仕事を辞めて専業主婦となること自体にストレスを感じてしまうのです。

また、何事に対しても完璧にこなさなければ気が済まない、という皆さんは育児に対しても完璧を目指す傾向があるため、自分で自分を追いつめてしまうことも珍しくありません。
(⇒育児疲れからの解放

その他、近所付き合いや子供の親同士の付き合いなど、仕事をしていた時とは違った人間関係に悩まされる場合も少なくないので、その人間関係からストレスを感じてしまうこともあります。

いわゆる「ママ友」などと呼ばれる人間関係は、その人の性格や性質によっては大きな負担となることもあるのです。

一人になりたいけれど孤立するのは嫌だ、私が孤立したてしまったら子供までいじめられるようになる、といったこともありますし、家で子供だけと過ごすことが多い場合もなかなか気分転換することができず、ストレスが溜まってしまうことも少なくありません。

このように、専業主婦は何かと精神的に負担を感じることも多いため、人によっては専業主婦になることでうつ状態に陥ってしまうこともあるのです。

専業主婦は仕事をしている人に比べて社会的な繋がりが少なく、一見すると楽しく毎日を過ごせるように見られることが多いのですが、専業主婦は専業主婦でまた違ったストレスや環境の変化が影響して、うつ病を発症する恐れがあります。

全ての専業主婦に当てはまるわけではありませんが、何事も無理せず頑張りすぎないよう気をつけていきましょう。

とにかく無理をしない!うつ病はゆっくり休むことを第一に考えて

何につけてもついつい無理をしてしまう・・・という皆さんは、うつ病にかかりやすいと考えられています。仕事や勉強などを頑張ることはとても素敵なことですが、頑張ることと無理をすることは違います。

頑張れる分だけの体力や気力があれば良いのですが、無理をして仕事や勉強をしてしまうと心や身体には大きな負担がかかります。

こうした負担はストレスとなり、うつ状態に陥る原因となってしまいますので、うつ病の予防にはとにかく無理をしないことが先決となります。

もちろん、うつ病を発症してしまった場合にも無理をすることは厳禁です。うつ病を発症している状態は、心が風邪を引いてしまっている状態とも考えられていますから、普通の風邪を引いた時のようにしっかり休養を取ることが大切なのです。

休まなければならないのにもかかわらず無理をしてしまったら、風邪を治すことはできませんよね。うつ病も普通の風邪と同じように、休む時は休む、無理をしてはいけない時は安静にする、といった心がけが重要とされています。

精神疾患には様々な症状がありますが、特にうつ病は休養を取ることも治療法の一つとなっています。心も身体も疲れてしまっている状態なので、無理はせずゆっくり休むことを第一に考えるようにしましょう。

そのためには、仕事や学校などを長期的に休む必要があります。仕事は絶対に休めない、学校には行かなければならない、と思ってしまう人も多いかもしれませんが、こうした考えになってしまうこと自体もうつ病の症状のうちに当てはまります。
(⇒仕事や学校を休むためには診断書が必要

一般的にうつ病を発症する人は真面目な性格の人が多いと考えられており、仕事や学校に対して「絶対に行かなければならない」という考えに捕らわれすぎてしまっていることから、自分の許容範囲を超えてまで頑張りすぎてしまう、無理をしてしまう、といった状態になってしまうのです。

こうした強迫観念が強すぎるような場合は「強迫性障害」を併発している恐れもありますので、まずは心療内科や精神科のある病院を受診してしっかり医師に診てもらうようにしてください。

うつ病は放っておくと悪化してしまいますし、強迫性障害以外にもパニック障害など他の精神疾患を併発してしまうことも珍しくありません。

様々な精神疾患との併発を防ぐためには、まずうつ病自体の症状を緩和させていくことが必要なので、医師の指示に従って適切な治療を受けるようにしましょう。

うつ病の治療は主に抗うつ薬などを使用する薬物療法、考え方や捉え方を変えていく認知行動療法などが行なわれていますので、医師や周りの家族に協力してもらいながら、ゆっくり治療をしていきましょう。

決してすぐに良くなる病気ではありませんが、早期に症状の発症に気付くことで回復も早くなります。もし少しでもおかしいなと感じることがあれば、話を聞いてもらうだけでも良いので、心療内科や精神科の医師に遠慮なく相談してみてください。
(⇒カウンセリングで相談を