アルコールやお酒とうつ病の関係

お酒は控えて、うつ状態を強めて睡眠の質を低下させるアルコール

特に理由がないのに気分が憂うつになる、イライラすることが増えた、何となく不安をかんじる、食欲がない、眠れない、何事にも無気力になってしまう・・・このような症状はうつ病の代表的な症状です。

一時的に現れていることもありますが、2週間以上症状が続いているような場合はうつ病を発症している恐れが高いと見られます。うつ病は放っておくと症状が悪化してしまい、普段の生活にも大きく関わってきます。

仕事や学校に行けなくなる、家事もままならなくなるなど、普通の生活を送ることができなくなってしまうこともあるため、何らかの症状が現れている場合は早めに対処をすることが重要です。心療内科や精神科などの医師に相談してみましょう。

また、うつ状態にならないよう自ら予防することも大切です。うつ病は治療をすれば症状を改善することができる病気ですし、あらかじめ発症を防ぐこともできる病気です。

では、うつ病の発症を防ぐためには、どのような予防策があるのでしょうか?

うつ病の発症原因としては、やはりストレスなどの心因的問題が大きく関わっているため、ストレスを溜めないようにすること、悩みを一人だけで抱えないようにすることなど、うつ状態に陥る危険をあらかじめ防いでいくように心がけましょう。

ストレスはどんなに小さなものでもすぐに解消し、蓄積させないように気をつけるようにしてくださいね。

また、性格的なこともうつ病の発症に関係していますから、真面目な性格の人や何事も完璧主義になりやすい人は、特にストレスの溜めすぎに注意するようにしましょう。

その他、生活リズムを整えることもうつ病の予防策となっています。早寝早起きを心がける、バランスの良い食生活を心がける、適度な運動を心がけるなど、普段の生活で気をつけられるところから改善してみることをおすすめします。

特に食べ物や飲み物は健康維持の基本となるものですから、毎日の食生活には十分に気を遣うようにしましょう。うつ病を予防するためには、栄養バランスを考えた食生活を送ることが重要とされていますが、反対にうつ病にかかりやすい状態にしてしまうのが、いわゆる「嗜好品」です。

中でもアルコールが含まれているお酒は、うつ状態を強める作用や良質な睡眠を取りにくくする作用があるため、うつ病を予防するためにはアルコールの摂取を控えることをおすすめします。

お酒を飲むとよく眠れる、という皆さんも多いかもしれませんが、アルコールを摂ると睡眠の質自体は低下してしまいます。ぐっすり眠れているようでも、朝起きると何となく身体がだるいなどの症状が現れやすくなってしまうのです。

さらにうつ状態が強くなると、お酒を飲まなくてはならない状態、つまりアルコールに依存してしてしまう「アルコール依存症」を併発する危険性も高くなりますので、普段から嫌なことがあるとお酒に頼ってしまうような皆さんは、十分に注意しておきましょう。