うつ病予防は人生を楽しむことから

心から楽しめる好きなことを見つける、好きな人をつくることも◎

自分が楽しいと思えることを見つける、これはうつ病の発症を予防するために非常に効果的となっています。皆さんにも心から楽しいと思えるようなことがあるでしょうか?

自分の趣味でも構いませんし、家族や友達など人と喋ること、好きな人をつくることなどもうつ状態を防ぐ効果があります。

例えば、趣味を楽しんでいる最中はそのも物事に対して夢中になっているため、ネガティブな感情は生まれにくくなります。

人は楽しいという感情を経験しているとき、脳内に「セロトニン」という物質が分泌されますが、実はこのセロトニンがうつ状態を予防する働きをしてくれているのです。

逆にセロトニンが不足していると、憂うつ感や不安感に苛まれ、うつ状態を引き起こしてしまいます。

うつ病の治療では薬物療法が用いられることになりますが、薬物療法で使われている「抗うつ剤」には、セロトニンの働きを高める作用があります。

セロトニンはうつ病の治療と深く関わっているので、うつ病を予防するためにもセロトニン増やしていくことが重要とされているのです。

そして、セロトニンは自分が心から楽しいと思えることで増えていくので、趣味や好きなこと、好きな人を見つけることがうつ病予防には大切というわけですね。

皆さんそれぞれ趣味や好きなことがあることかと思いますが、やはり心から「楽しい!」と感じることがセロトニンの分泌につながるので、特に興味のないことをいやいややってもセロトニンの働きを高める効果はありません。

例えば、友達や知り合いの集まりでも自分が「楽しい」とか「来てよかった」と思えることができれば良いのですが、上辺の付き合いだけで心から楽しめないような場合は、人と会っていても逆にストレスになってしまいます。

これは趣味でも同じで、ある人が読書が好きだといっても、また別の人にとって本を読むことはストレスが溜まる、ということもあります。

人それぞれ趣味や好きなことは異なっているので、自分の趣味を相手に押し付けたり、相手の趣味を無理に自分の趣味にしようとしたり、心から楽しめないような状況を作ることは避けましょう。

もちろん、趣味や好きなことではなくても、休みがあればただ寝ていたいとか、テレビを見てボーっとしていたいということもうつ病の予防には効果があります。

うつ病を治療するためには心も身体もしっかり休めることが必要となっていますが、うつ病を予防するためにも同様に言えることです。休める時は誰にも気を遣わず休むこともうつ病予防の一つです。

また、好きな人をつくることもうつ病の発症を防ぐ重要なポイントです。例え片想いでも好きな人がいると心は明るく晴れやかな気分になりますよね。

誰かのことを「好き」と思う気持ちもまたセロトニンの分泌につながりますし、好きな人に触れたりすることではさらにセロトニンの働きを高めることができます。皆さんも好きな人の力でうつ病を予防していきましょう。