うつ病と環境

うつ病は自分の力で予防できる!今いる環境を自ら変えていくことから

皆さんは今、自分がいる環境に満足していますか?職場、学校、家庭などそれぞれ置かれている環境も立場も異なりますが、その環境に満足しているのであれば、うつ病を発症する危険性は低いと見て良いでしょう。

反対に今いる環境に少しでも不満がある場合は、その環境自体がうつ病を発症させるきっかけの一つとなってしまうこともあるので注意が必要です。

特に進学や就職によって自分が生活する環境がこれまでとは全く違うものになった、という場合は注意が必要です。

新しい環境にすぐに慣れてしまう人もいますが、人見知りや他人とコミュニケーションを取ることが苦手な人は、環境に慣れるまで時間がかかってしまうものです。

こうした自分の特性を生かすとか、自分自身で納得した上でマイペースを保ちながら慣れていくこともできるのですが、やはり周りの人達がどんどん慣れていく様子を見ていると、どうしても焦ってしまうことがありますよね。

「自分はまだ仕事に慣れていないのに」とか「まだ友達ができていないのに」といったように、他人と比べてしまうことも少なくありません。しかし、環境に慣れるまでの時間には、人それぞれ違いがあって当然です。

例えば、進学や進級などで新しいクラスになった時に友達を作る場合には、初対面でもすぐに誰とでも仲良くなれる人もいれば、時間をかけてだんだんと仲良くなっていつの間にか友達ができていた、という人もいます。

新しい環境に不慣れな時には、誰でも支えとなってくれる人をすぐにでも見つけたくなるものです。

学校ではそれが友達となるわけですが、あまり「友達を作ろう」と意気込むことはせず、学校生活を送っていく上で関わるクラスメイトや先輩・後輩とコミュニケーションを取ることを意識してみることをおすすめします。

慣れない環境に無理して慣れる必要はないので、今自分が置かれている環境で自分はどのように生活をしていくことができるか、よく考えてみましょう。

こうして自分が置かれている環境について考えてみると、どうしてもここではやっていけない、今すぐにここから逃げ出したい、と思う人も多いかと思います。

そのような場合も、今自分がこの環境で何をすることがベストかを考えてみてください。どうしてここではやっていけないと思うのか、どうして逃げ出したいと思うのか、その感情から原因を導き出してみましょう。

もし環境自体に問題がある場合は、一度その環境から抜け出してみることも一つの手です。精神的・身体的に悪影響しか及ぼさないような環境にい続けても、うつ病の発症率を高めてしまうだけですから、今いる環境を自ら変えていくことから始めてみてください。

しかし、場合によっては自分にも原因がある場合もあります。どうしてその環境にいるのが苦しいと感じるのか、考えてみることで答えが見つかることもありますので、今いる環境と自分との関係性について整理して見つめ直してみると良いでしょう。