真面目な性格はうつになりやすい?

生真面目さからの卒業、時には不真面目な部分も出してみることも

生まれ持った性格はその人の特徴であり、良さでもあります。しかし、その性格が影響して「うつ病」を発症してしまう場合も少なくないため、注意が必要です。

一般的には「真面目な性格の人ほどうつ病を発症しやすい」と考えられているため、自分自身で真面目な性格だと感じているような皆さんは、この機会に自分の真面目さについて考え直してみると良いでしょう。

真面目さにも様々な特徴がありますが、やはり仕事や勉強など自分がやるべきことに対して真面目に取り組むことができる人は、特に生真面目さが目立つため、うつ状態になりやすいと考えられています。

生真面目な性格の人は何事も完璧を目指してしまうことから、気を抜くとか力を抜くといったような考え方をできない場合が多く見られています。

もちろん、真面目に物事に取り組むような性格は誰からも信頼され、大きな仕事を任されたり、先輩にも後輩にも慕われたり、周りから客観的に見ていると良いことばかりが起きているように見られることが多いですよね。

しかし、こうした期待をかけられることによってプレッシャーを感じてしまったり、「期待通りにできなかったらどうしよう」と不安を感じたりしてしまうのも、生真面目な性格である人の特徴となっています。

プレッシャーや不安は時に精神的・身体的な負担となり、憂うつ感やイライラ感、食欲不振、睡眠障害などといった症状として現れてきてしまいます。

このような症状はうつ病の典型的な症状であるため、症状が長く続くようであれば一度心療内科や精神科を受診してみることをおすすめします。

一時的なものであれば問題はありませんが、プレッシャーや不安を感じざるを得ない状況が続くこともいずれうつ病を発症してしまう原因となっています。

では、このような状況でうつ病を予防しながら生きていくためには、どのようなことを心がけていけば良いのでしょうか?まずは、生真面目な性格を少しでも柔軟性のある性格へと変えていくことを心がけてみましょう。

生まれ持った性格をすぐに変えることはとても難しいことですし、意識してみたところで性格はそう簡単に変えられるものではありません。

ですが、生真面目な性格のままで生きていると、これからますます自分自身が苦しむことになり兼ねませんので、少しずつで良いので柔軟性のある考え方を取り入れていくようにしてみましょう。

例えば、自分がやらなければならない仕事だからといって一人で根詰めてしまうのではなく、誰かに助けてもらったり、適度な休憩を取りながら仕事に取り組んだりすることだけでも、精神的・身体的負担は減らすことができます。

また、何事もきっちりこなさなければ気が済まない!という考え方から、「今日はちょっとだけさぼってみよう」とか「力を抜いてやってみよう」といったように、少し不真面目な部分も出していくことが大切です。

生真面目な性格から卒業することを目標にしていきましょう。