うつ病と無気力感

何をするにもやる気が出ない・・・大きな無気力感に苛まれるうつ病

自分自身で「頑張ろう」と思えることもあれば、人から応援されて「頑張ろう」とやる気が溢れてくることもありますよね。

こうしたやる気は人間が生きていく上では重要なもので、仕事や勉強、友達付き合い、恋愛など様々な面で影響してきます。どんな事柄にしても「頑張ろう」と思えるのであれば、そのまま突き進んでいくこともできます。

しかし、時には頑張りすぎて疲れてしまうこともあるかと思います。頑張りすぎてしまった時にはしっかり休んで、またやる気が復活してくるのを待つことが必要となります。

こうして疲れやストレスが緩和されれば、自然とやる気も湧いてくるものですが、うつ病を発症している場合は大きな無気力感に苛まれていることが特徴とされています。

健康な人の場合は、疲れやストレスが無くなることで無気力だった状態から抜け出すことができるのですが、うつ病を発症している場合は精神的にも身体的にも無気力感に押しつぶされてしまうほどの状態になってしまいます。

だったら好きなことをしてストレスを発散させれば良い、と考える皆さんも多いかもしれませんが、うつ病を発症すると自分や好きなことや趣味でさえも楽しめなくなってしまうのです。

仕事や勉強などに対して無気力になるだけではなく、今まで「楽しい」とか「おもしろい」と感じられていたことに興味がなくなってしまうのがうつ病の典型的な症状です。

憂うつな気分になる、何があったわけでもないのに気分が落ち込む、何となくイライラする、悲しくなって涙が出てくる、といったように精神状況が大変不安定な状態になってしまうため、ひどい場合は普段通り生活することさえもできなくなってしまうのです。

こうした症状が2週間以上続いているようであれば、すぐに医師に相談することをおすすめします。うつ病の症状を放っておくとさらに悪化してしまい、他の精神疾患を発症してしまう恐れも高まるので、できるだけ早めに症状に気付き、病院を受診するようにしましょう。

心療内科や精神科ではうつ病専門の治療を受けることができますから、まずは心療内科や精神科のある病院を受診してみてください。人

によっては心療内科や精神科に対して怖いイメージを持っている皆さんも多いかと思いますが、病院では皆さんの症状を改善させるための治療を行なうために医師がしっかり診断をしてくれます。

うつ病は自分一人の力で治療できる病気ではありませんから、病院で適切な治療を受けることが重要となっているのです。

もし一人で行くことが不安な場合は、家族に協力してもらっても構いません。むしろ家族と一緒に受診することで、治療に対してもっと真剣向き合うことができるようになりますから、これから病院に行こうと思っている皆さんは、ぜひ家族と受診することをおすすめします。

うつ病の治療には周りの人々の協力が不可欠ですから、患者の家族の皆さんもできる限り協力していくようにしましょう。