環境変化とうつ病

環境が変わったら気分も変わった、まずは過ごしやすい環境へ変化を

職場、学校、家庭など、生活の基盤となっている環境は人それぞれ異なるものですが、その環境が影響してうつ病を発症するケースも非常に多く見られています。

就職したことがきっかけでうつ病になってしまった、進学してから何となく学校に行くことが億劫に感じられるようになった、引っ越してきてから身体の調子が優れない、といったように、環境が変わったことによって気分にも変化が現われることがあるのです。

一時的なものである場合もあるため、全ての例がうつ病を発症していると考えられるわけではありませんが、2週間以上も同じような症状が続いているような場合は、うつ病を発症している恐れが高いと見られていますので、早めに医師に相談するなどして対処をすることが必要となります。

軽いうつ状態であれば回復までそれほど時間もかかりませんし、もしうつ状態が進行してしまっている場合でも、しっかり治療を受けることで症状を緩和させていくことができます。

うつ病は治療を始めることが先決ですので、少しでもおかしいと感じることがあればすぐに医師に相談してみてください。

また、うつ病の発症に関係している環境自体を変えることも治療の一貫です。完治を目指すためには、うつ病を発症した状況と同じような状況に陥らないことが重要なので、皆さん自身が過ごしやすい環境で生活を送ることがうつ状態から抜け出す第一歩でもあります。

もちろん、医師から処方された薬は指示された通りに必ず飲むこと、休養をしっかり取ることなども含めた上で、自分が過ごしやすい環境で生活できるように環境を変えていきましょう。

職場での問題がきっかけでうつ病を発症しているような場合は、休職してゆっくり休養を取るとか、進学したことによってうつ状態になってしまっている場合は、休学か編入など学校という環境との付き合い方を変えていくとか、今の環境を少しでも変化させる必要があります。

同じ状況で生活を続けていると、うつ状態もますますひどくなりますし、他の精神疾患を発症してしまうことも考えられます。

うつ病は他の精神疾患と併発しやすい病気でもありますので、うつ病以外の病気を発症させないようにするためにも環境を変えていくようにしましょう。

環境を変えると気分にも変化が現れることがある、と先ほども説明した通り、悪い影響がある環境から抜け出すことによって、自分にとって良い影響を与えてくれる環境で過ごすこともできるようになりますから、今度は自分自身を守るために環境を変化させてください。

ただ、一人だけでどうにかできるものではないので、周囲の家族、職場の同僚や先輩、学校の友達や先生などの協力を得ることが必要です。

うつ病はなかなか理解されにくい病気ですが、うつ病の症状が現れている以上、無理をすることは禁物です。しっかり治すためには過ごしやすい環境で休養を取ることが大切なので、周囲の皆さんもできる限り協力していきましょう。