うつ病と食事

大切なのは食べ物から摂る栄養のバランス!毎日の食事でうつ病を改善

人間ならば誰でもストレスを感じながら生きているものです。しかし、そのストレスを発散できずに溜め込んでしまうと、うつ病を発症する原因を作り出してしまいます。

溜め込まれたストレスは精神的にも身体的にも影響を及ぼすだけではなく、「セロトニン」などの脳内物質を不足させてしまう要因にもなります。

そこでうつ病の治療には、セロトニンの分泌効果を高める抗うつ薬が使われているのですが、抗うつ薬を服用する以外にもセロトニンの濃度を高めていく方法があります。それが「食事」です。

皆さんは毎日しっかり食事を摂れているでしょうか?食欲不振はうつ病の代表的な症状の一つとして挙げられますが、うつ病を治療するためには普段の食事内容にも気を配る必要があります。

もちろん、食事を摂ることは無理のない範囲で行なっていきますが、できるだけ規則正しい食生活を送ることを心がけるようにしてください。

例えば、同じ食べ物ばかりを食べない、甘い物ばかりを食べない、野菜は毎日食べるようにするなど、意識的に注意するようにしましょう。

うつ病の症状を改善させるためには、食べ物に含まれている様々な栄養素をバランス良く摂ることが大切なので、栄養が偏った食事は避けるようにしてくださいね。

また、脳内物質のセロトニン濃度を高める効果がある食べ物としては、納豆や豆腐などの大豆製品がおすすめです。

大豆製品にはタンパク質が多く含まれていますが、このタンパク質にはセロトニンの分泌を助けてくれる効果が期待できるため、うつ病の改善には欠かせないものとなっています。

大豆製品以外にも植物性のタンパク質が含まれている食べ物であれば問題ありませんので、毎日の食事に積極的に取り入れてみてください。

さらに卵の白身部分や肉に含まれている動物性のタンパク質も、うつ病の症状を改善させるためには重要な栄養素とされています。植物性のタンパク質と動物性のタンパク質をバランス良く取り入れるよう心がけると良いでしょう。

だからといってタンパク質ばかりを摂れば良い、というわけではありません。タンパク質ばかり摂っていても栄養バランスは偏ってしまいますから、糖質や脂質、食物繊維などの栄養素もしっかり摂ることができるような食事を摂るようにしましょう。

規則正しい食生活を送ることで体調も良くなっていきますし、食事から摂る栄養素によって気分の落ち込みも緩和されていきます。

うつ病の治療には抗うつ薬などによる薬物療法も必要ですが、何より大切なのは日々の生活習慣を改善していくことと考えられています。

そのためには食事はもちろん、睡眠をしっかり取ること、適度な運動を行なうことも自ら心がけていくようにしましょう。

また、朝起きたら太陽の光を浴びることもセロトニンの濃度を高める効果があります。1日の生活リズムを作るためにも、早寝早起きを心がけて規則正しい生活を送るようにしてくださいね。